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阿頼度山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
阿頼度山(親子場山)
阿頼度山
阿頼度山(親子場山)
標高 2,339 m
所在地 千島列島
位置 北緯50度51分30秒 東経155度33分0秒 / 北緯50.85833度 東経155.55000度 / 50.85833; 155.55000
種類 成層火山
阿頼度山の位置(千島列島内)
阿頼度山
阿頼度山 (千島列島)
プロジェクト 山
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阿頼度山の位置
海から望む阿頼度山

阿頼度山(あらいどさん、英語表記:Alaidロシア語Алаид)は、千島列島阿頼度島にあり、同列島の中で最も高く、最北端にある火山である。秀麗な形から、阿頼度富士とも呼ばれる。別名:親子場山。

この左右対称の成層火山は、2,339メートルの高さを持ち、山頂は直径1.5キロメートルのカルデラを形成している。オホーツク海の海底からは、3,000メートルを超える。いくらかの火砕流は、火山の北西と南東に流れ、1933年から1934年までに島々を形成した。山頂での強い噴火は、18世紀から始まった。千島列島で最大級の爆発的な噴火は、1790年1981年(550立方メートルの火山灰を放出した)にあった。歴史上の記録的な噴火は、1854年6月27日1860年7月7日から9日まで、1894年1933年11月から1934年8月まで、1982年3月29日1986年5月及び1996年12月3日にあった。さらに、1972年6月18日から9月11日までの大噴火で、4,500万立方メートルの溶岩と、100立方メートルの火山灰を放出した。

かつては、北海道最高峰であった。

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