防衛兵
表示
防衛兵 | |
---|---|
1970年代から1980年代の防衛兵の団体写真 | |
各種表記 | |
ハングル: | 방위병 |
漢字: | 防衛兵 |
発音: | パンウィビョン |
防衛兵(ぼうえいへい、朝鮮語:방위병)は、1969年から1995年まで存在した韓国の徴兵制度である。
歴史
[編集]- 1969年4月 - 内務部(行政安全部)、防衛兵制度と防衛召集制度を施行。
- 1971年7月 - 防衛兵に対する管理権を内務部で国防部で移管。
- 1982年10月 - 防衛兵の服務期間を1年から1年2ヶ月で延長。
- 1986年1月 - 防衛兵の服務期間を1年2ヶ月から1年6ヶ月で延長。
- 1993年1月 - 一人息子限定服務期間の短縮制度を廃止。
- 1995年1月 - 防衛兵制度と防衛召集制度を廃止、常勤予備役・公益勤務要員(2014年に社会服務要員)制度を施行。
兵役の期間
[編集]1992年までは、一人息子(二代続いた一人息子・父が先に死亡した状態の一人息子・父母の一人が60歳以上である一人息子)の兵役の期間は6ヶ月だった。
年 | 一般人 | 一人息子 (二代続いた一人息子・父が先に死亡した状態の一人息子・父母の一人が60歳以上である一人息子) |
---|---|---|
1969年〜1981年 | 1年 | 6ヶ月 |
1982年〜1985年 | 1年2ヶ月 | |
1986年〜1992年 | 1年6ヶ月 | |
1993年〜1994年 | 一人息子限定服務期間の短縮制度の廃止によって1年6箇月(1972年12月31日以前の出生者を除外) |
関連項目
[編集]外部リンク・出典
[編集]- 防衛兵制度 - 大韓民国国家記録院
- “敎育마친『一補』방위소집중 居住地 派出所근무(教育を終えた『第一補充役』、防衛召集中居住地の派出所で勤務)” (朝鮮語). 東亜日報. (1969年3月21日)
- “「集體교육」마치고-地域경비 임무에(「集體教育」を終えて、地域警備任務に)” (朝鮮語). 京郷新聞. (1969年4月8日)
- “防衛兵복무기간 4개월 연장(防衛兵の服務期間、4ヶ月で延びる)” (朝鮮語). 東亜日報. (1985年11月15日)
- “새해부터 달라지는 것들(初日から変わるものなど)” (朝鮮語). 毎日経済新聞. (1992年12月30日)
- “상근예비역 최고 30개월 근무(常勤豫備役、最高30ヶ月まで勤務)” (朝鮮語). ハンギョレ新聞. (1994年2月24日)