阪本壽明

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阪本壽明(さかもと としあき、1947年1月1日[1] - )は、愛媛県北宇和郡松野町長。

経歴[編集]

北宇和郡松野町生まれ。愛媛県立北宇和高等学校卒業。元松野町助役として柳野大和町長の下、町政の一翼を担った。平成の市町村合併の枠組みに関して、北宇和郡広見町日吉村との合併協議会を離脱後、枠組みのあり方が最大の争点となった2004年の町長選挙に宇和島市中心の「大きな合併」を唱えたが、鬼北地域での「小さな合併」を唱えた岡武男に58票の小差で敗れた。

岡町長の任期満了に伴う2008年の町長選挙に再び出馬、元町幹部をはじめとした役場OB等の支援を受け、現職の岡を破り、初当選した。この選挙では、既に、鬼北町(広見町・日吉村の合併により成立)との「編入合併」の協議が合併の時期を詰めるまで進んでいたこともあり、阪本・岡両候補共に鬼北町との円滑な合併実現を公約とした。

脚注[編集]

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.623