酸化プロメチウム(III)
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酸化プロメチウム(III) | |
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立方晶
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六方晶
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Promethium(III) oxide | |
別称 Promethium sesquioxide | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 12036-25-8 |
PubChem | 11602575 |
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特性 | |
化学式 | Pm2O3 |
モル質量 | 337.824 g/mol |
融点 |
~2320 ℃[1] |
構造 | |
結晶構造 | 立方晶 |
関連する物質 | |
その他の陰イオン | 塩化プロメチウム(III) |
その他の陽イオン | 酸化ネオジム(III), 酸化サマリウム(III), 酸化ネプツニウム(III) |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
酸化プロメチウム(III)(Promethium(III) oxide)は、化学式Pm2O3の化合物である。プロメチウムの最も一般的な形態である。
結晶構造
[編集]酸化プロメチウム(III)は、主に次の3つの結晶構造で存在する[1]。
結晶構造 | ピアソン記号 | 空間群 | No. | a,b,c (nm) | β(deg) | Z | 密度 (g/cm3) |
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立方晶 | cI80 | Ia3 | 206 | 1.099 | 16 | 6.85 | |
単斜晶 | mS30 | C2/m | 12 | 1.422; 0.365; 0.891 | 100.1 | 6 | 7.48 |
六形晶 | hP5 | P3m1 | 164 | 0.3802; 0.3802; 0.5954 | 1 | 7.62 |
*a, b, cは、格子定数である。Zは単位胞当たりの分子数である。密度はX線データから計算される。
低温の立方晶は、750-800℃に加熱することで単斜晶に変換する。この遷移は、酸化物を融解させることで元に戻る。単斜晶から六方晶への遷移は、1740℃で開始する。
出典
[編集]- ^ a b Chikalla, T. D.; McNeilly, C. E.; Roberts, F. P. (1972). “Polymorphic Modifications of Pm2O3”. Journal of the American Ceramic Society 55 (8): 428. doi:10.1111/j.1151-2916.1972.tb11329.x.