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角英夫

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角 英夫(かど ひでお)は、日本ジャーナリストテレビプロデューサーNHK大型企画開発センター長、NHK広報局長、NHK専務理事等を経て、放送衛星システム代表取締役社長能美市観光特使

人物・経歴

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石川県能美市出身。石川県立小松高等学校を経て[1]、1983年東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業[2]日本放送協会入局。社会情報番組部ディレクター[3]クローズアップ現代デスク、スペシャル番組部チーフ・プロデューサー[4]NHKスペシャル事務局長等を歴任[2]。2010年大型企画開発センターエグゼクティブプロデューサー。2014年放送総局大型企画開発センター長[5]。2016年NHK大阪放送局[6]。2019年広報局長[7]。2020年理事(内部監査業務統括、考査業務統括、コンプライアンス統括、広報統括)[8][9]。同年理事(大阪統括(大阪拠点放送局長)、西日本BCP強化担当)[10][11]。2021年専務理事(大阪統括(大阪拠点放送局長)、西日本BCP強化担当)[11][5]。2022年退任[12]放送衛星システム代表取締役社長[13]。能美市観光特使[14]

著書など

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  • 『サイゴンの歌姫 : 22年ぶりの祖国』日本放送出版協会 1997年
  • 『中国夢と流転 : 庶民たちの改革開放』日本放送出版協会 2008年
  • 主なTV番組(番組名はすべてNHKスペシャル)
    • 「ベトナム戦争・15年目の真実」(1990年・ヒューストン国際フェス特別賞)「戦争を記録した男たち・ファインダーの中のベトナム戦争」(1991年・ギャラクシー奨励賞)「ジャカルタの一番熱い日」(1991年・シリーズに放送文化基金企画賞/ギャラクシー奨励賞)「中国・12億人の改革開放」(1994年・アジアテレビ映画祭推奨)「家族の肖像 22年目の歌声」(1997年・シリーズにギャラクシー賞大賞)[15]
    • 「朝鮮半島2000年の夏」「コソボ・ある小学校の6か月」(2001年)「変革の世紀(7回)」(2002年・文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品)「イラク情勢2002」「復活なるかニッポン半導体」「シリーズ大欧州誕生」「イスラエルとパレスチナ 遺族たちの対話」(2004年・アメリカ国際フェス クリエイティブエクセレンス賞)「そして日本は焦土となった」(2005年・終戦60年企画シリーズに毎日芸術賞)「硫黄島玉砕戦」(2006年・放送文化基金賞ドキュメンタリー本賞)「激流中国(13回)」(2007年~08年・イタリア賞特別賞/放送人グランプリ特別賞)「揺れる大国・プーチンのロシア(4回)」(2009年・ギャラクシー奨励賞/ヒューゴ賞奨励賞)「マネー資本主義(5回)」(2009年・放送文化基金個人グループ部門賞/US国際ビデオフェス銀賞)「日本人はなぜ戦争へと向かったのか(4回)[16]」「シリーズ東日本大震災」(2011年)

脚注

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先代
正籬聡
NHK広報局長
2019年 - 2020年
次代
田中淳子