血管バイパス術
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血管バイパス術(けっかんばいぱすじゅつ、英: vascular bypass)とは体の何らかの部位への血流の欠失、ないし不足に対し行われる術式である。一般的に患者自身の静脈が移植片として好まれるが、ダクロンやePTFE、他者の静脈なども広く用いられている。動脈自身の方向を変えてバイパスを形成することもある。外科医は移植片を縫合糸で対象の血管に縫合し、吻合を形成する。
一般的に本術式が適用される部位としては心臓(冠動脈大動脈バイパス移植術)や下肢が含まれ、下肢には閉塞性動脈硬化症への治療として適用される。
人工血管
[編集]合成材料を用いた移植片 (vascular graft) の材料としてはダクロンやePTFEが用いられている。これらの樹脂の線維で作られた編物、ないし織物を筒状に整形したものが移植片として用いられる。太い血管にはダクロン、細い (<8 mm) 血管にはePTFEが用いられる傾向がある。さらに細い (<6 mm) 血管に対する合成材料による移植片は、2013年現在、実用化されていない[1]。
脚注
[編集]- ^ Schoen, Frederick J.; Padera, Robert F., Jr. (2013), “Endovascular Stents, Vascular Grafts, and Stent Grafts”, Biomaterials Science: An Introduction to Materials in Medicine (3rd ed.), Academic Press, pp. 771--784