血球吸着現象

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血球吸着現象(けっきゅうきゅうちゃくはんのう、hemadsorption:HAD)とは赤血球凝集能を持つウイルスが細胞内で増殖することにより、細胞表面にある種の動物の赤血球が吸着できるようになる現象。この現象を起こすウイルスとしてアフリカ豚コレラウイルスやニューカッスル病ウイルスなどがある。細胞変性効果が不明瞭なウイルスにおいては、この現象を利用してウイルスの存在を確認することがある。

参考文献[編集]

  • 鹿江雅光、新城敏晴、高橋英司、田淵清、原澤亮編 『最新家畜微生物学』 朝倉書店 1998年 ISBN 4254460198
  • 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版 1991年 ISBN 4885006104