藤沼基利

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藤沼 基利(ふじぬま もととし、1920年4月30日 - 1984年11月20日)は、日本の実業家積水化学工業株式会社代表取締役社長。

来歴[編集]

父・不二男、母・ミキの長男として東京日本橋で出生。不二男は院展系の日本画家。大森第二小学校、芝中学校を経て、1939年(昭和14年)旧制浦和高等学校文科甲類に入学。1944年(昭和19年)東京帝国大学経済学部経済学科卒業。その後、海軍に勤務し主計中尉となる。1953年(昭和28年)積水化学工業株式会社に入社。1971年(昭和46年)同社取締役・第一事業部長、1973年(昭和48年)同社常務取締役、1976年(昭和51年)同社専務取締役、1978年(昭和53年)同社取締役副社長、1979年(昭和54年)同社代表取締役社長。1982年(昭和57年)藍綬褒章を受章[1]

1984年(昭和59年)11月20日、在職中に死去[2]。享年64歳。同年12月4日、従四位に叙せられ、勲二等瑞宝章を追贈される。

参考文献[編集]

  • 「綏風録 : 藤沼基利遺稿集」1985年11月20日発行 積水化学工業株式会社 108-110頁

出典[編集]

  1. ^ 財団日誌(昭和57年)”. 住宅生産振興財団. 2023年11月11日閲覧。
  2. ^ 財団日誌(昭和59年)”. 住宅生産振興財団. 2023年11月11日閲覧。