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藤原成国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
藤原 成国
時代 平安時代前期
生誕 不詳
死没 不詳
官位 従五位上播磨介
主君 朱雀天皇
氏族 藤原北家末茂流
父母 父:藤原連永、母:不詳
兄弟 成国鮮子
不詳
命世
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藤原 成国(ふじわら の なりくに)は、平安時代前期の貴族藤原北家末茂流、備前守藤原直道の孫、伊予介・藤原連永の子。官位従五位上播磨介

経歴

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醍醐天皇六位蔵人を務めた後、延長8年(930年朱雀天皇即位すると引き続き蔵人を務め、右衛門尉も兼ねた。

従五位下叙爵後、天慶3年(940年斎院長官に任ぜられ、摂津守も兼ねる。天慶7年(944年)2月に播磨介に任ぜられるが、翌天慶8年(945年)10月に何らかの理由により殿上簡を削られ、続いて播磨介も辞した。

官歴

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系譜

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尊卑分脈』による。

  • 父:藤原連永
  • 母:不詳
  • 妻:不詳
    • 男子:藤原命世

脚注

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  1. ^ 『西宮記』巻3
  2. ^ 『西宮記』巻6
  3. ^ 『醍醐寺雑事記』
  4. ^ 『貞信公記抄』
  5. ^ a b 『本朝世紀』
  6. ^ 『本朝世紀』天慶8年10月15日条

参考文献

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  • 宮崎康充編『検非違使補任 別巻』続群書類従完成会、2006年
  • 宮崎康充編『国司補任 第三』続群書類従完成会、1990年
  • 『尊卑分脈 第二篇』吉川弘文館、1987年