簡佩玲

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簡 佩玲
猫夫人
台湾の作家、写真家「猫夫人」簡佩玲
プロフィール
出生: 1969年
出身地: 台湾桃園県
職業: 作家、写真家
各種表記
繁体字 簡佩玲
簡体字 简佩玲
拼音 Jiǎn Pèilíng
発音転記: チェン ペイリン
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簡 佩玲(チェン・ペイリン、1969年 - )は、台湾桃園県出身の作家、写真家。をテーマとした写真で知られ、インターネット上では「猫夫人」あるいは「猫博士夫人」と自称している。

人物[編集]

実践家政専科学校(現在の実践大学)家政科を卒業し音楽教師としてピアノを教えていた。自分の子供が生まれたときには育児の必要から13匹もいた飼猫を友人に預けたという。2007年に夫が経営する動物病院ウェブサイトに載せるために新北市瑞芳区光復里(侯硐駅附近)へ行き、100匹以上の野良猫を撮影した。そして光復里の野良猫に関して環境整備あるいは医療や避妊・去勢の問題に取り組む猫愛好家のボランティアを募り、猫を捨てないようにとも呼びかけた。これがメディアで報道されるようになると光復里を猫愛好家が多く訪れるようになった。さらに新北市の農業局動物検疫防疫所や観光局とも協力した結果、光復里は猴硐猫村として観光名所になった。野良猫は100匹近くと多数であるため論争や問題を引き起こし、有名になったがための捨て猫の問題や、2012年には猫ジステンパーの大流行で猫大量死もあった。

この他、新北市三重区にある義天宮にも多くの野良猫がいる[1]。簡佩玲が自著のおまけとして義天宮の許諾を得て製作した「猫御守」もある[2]

著作[編集]

受賞[編集]

家庭[編集]

既婚。夫の林政毅(自称「猫博士」)は台北市にある中山動物医院の院長。一男一女。現住所は新北市三重区

参考文献[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 義天宮に猫ちゃんを見に行く
  2. ^ 猫夫人の作った御守を義天宮の猫が1ゲット
  3. ^ Taiwanese wins Japan's 'cat island' photo contest MAY/29/2010 The China Post
  4. ^ Yahoo!のトップページに躍り出た猴硐の猫 MAR/25/2014 中国時報

外部リンク[編集]