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瘢痕拘縮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

瘢痕拘縮(はんこんこうしゅく)とは拘縮のなかでも、創傷治癒過程で生じる瘢痕が原因となるものを言う。皮膚、皮下組織、腱膜、腱といった組織が瘢痕を生じて一旦拘縮を生じると、形成外科あるいは整形外科的な治療を要する場合が多い。

  1. 皮膚性拘縮
    皮膚熱傷挫滅から回復する際、ケロイド肥厚性瘢痕などにより引きつれるために起こる。いったん拘縮すると手術以外に除去方法がない。Z形成術ティッシュエキスパンダー植皮によって皮膚の不足分を補うなどの方法がある。
  2. 結合組織性拘縮
    皮下組織腱膜の瘢痕拘縮。


瘢痕拘縮は歩行機能やADLの阻害因子となり、リハビリテーションの対象となることがある。

関連項目

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参考

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