「パラレルポート」の版間の差分

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| <code>LPT1</code> || <code>[[Interrupt_Request|IRQ]] 7</code> || <code>0x378</code> || <code>0x37f</code>
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| || Bit: || 7 || 6 || 5 || 4 || 3 || 2 || 1 || 0
| || Bit: || 7 || 6 || 5 || 4 || 3 || 2 || 1 || 0

2006年12月31日 (日) 10:26時点における版

Compaq N150 ラップトップコンピュータの後ろのパラレルプリンタポート

パラレルポートとは、コンピュータシステム内で、ばらばらの周辺機器をケーブルで接続するために使われる物理的なインタフェースの一種である。パラレルポートを通して、バイナリ情報はパラレルに転送される。つまり、特定の値のそれぞれのビットはばらばらの線一本ずつに電気パルスを同時に送られる(パラレル通信を参照)。これに対して、シリアル通信はそれぞれのビットを一本の線で順番に送る。パラレルポートの線の数とコネクタの種類は様々である。

パラレルインタフェースには多くの種類があるが、何の限定もせずに「パラレルポート」というと、普通はIEEE1284準拠のインタフェースを指す。これは「セントロニクス型」としても知られている。

多くの箇所で、USBインタフェースはセントロニクスタイプのパラレルポートを置き換えていった。2006年には、たいていの今時のプリンタはUSBコネクタを通して接続するようになっていて、しばしばパラレルポートのコネクタを持っていないことさえある。さらに多くの最近のコンピュータでは、パラレルポートはコスト削減のために削除されていて、レガシーポートだと考えられている。

ポートアドレス

昔ながらのIBM PCは下表に示す設定で最初2つのパラレルポートを割り当てていた。

PORT NAME Interrupt # Starting I/O Ending I/O
LPT1 IRQ 7 0x378 0x37f
LPT2 IRQ 9 0x278 0x27f

標準パラレルポート(SPP)のピン割り当てとビットの関係

Address MSB LSB
Bit: 7 6 5 4 3 2 1 0
Base Pin: 9 8 7 6 5 4 3 2
Base+1 Pin: ~11 10 12 13 15
Base+2 Pin: ~17 16 ~14 ~1

「~」はビットの値とハードウェアが反転している。

関連項目

Axelson, Jan (2000). Parallel Port Complete. Lakeview Research. ISBN 0-9650819-1-5.

外部リンク

この記事は2008年11月1日以前にFree On-line Dictionary of Computingから取得した項目の資料を元に、GFDL バージョン1.3以降の「RELICENSING」(再ライセンス) 条件に基づいて組み込まれている。