「マカサル文字」の版間の差分
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2021年4月10日 (土) 05:28時点における版
マカサル文字 古マカッサル文字 | |
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類型: | アブギダ |
言語: | マカッサル語 |
時期: | 17世紀-19世紀[1] |
Unicode範囲: | U+11EE0..U+11EFF |
ISO 15924 コード: | Maka |
注意: このページはUnicodeで書かれた国際音声記号 (IPA) を含む場合があります。 |
マカサル文字あるいは古マカッサル文字(マカッサル語: ukiri' jangang-jangang「鳥の文字」)は、インドネシアのスラウェシ島南部(南スラウェシ州)で話されるマカッサル語のためにかつて使われていたブラーフミー系文字。左から右に書かれるアブギダである。
概要
普通「マカッサル文字」または「ロンタラ文字」と呼ばれるのはブギス文字と基本的に同じ文字であるが、ここでいうマカサル文字はそれと構造的には似ているが字形が異なっている。ロンタラ文字を読める者であってもマカサル文字は読めないという[1]。
18の子音字(潜在母音aで終わる、ゼロ子音を含む)と、a以外に母音を変えるための4つの母音記号(i u e o)がある。ほかに踊り字のような省略書法のための記号や句読点がある。音節末子音は表記されない。
Unicode
2018年のUnicodeバージョン11で追加多言語面のU+11EE0からU+11EFFまでにマカサル文字のためのブロックが追加された[2][3]。
Makasar[4] | ||||||||||||||||
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | A | B | C | D | E | F | |
U+11EEx | 𑻠 | 𑻡 | 𑻢 | 𑻣 | 𑻤 | 𑻥 | 𑻦 | 𑻧 | 𑻨 | 𑻩 | 𑻪 | 𑻫 | 𑻬 | 𑻭 | 𑻮 | 𑻯 |
U+11EFx | 𑻰 | 𑻱 | 𑻲 | 𑻳 | 𑻴 | 𑻵 | 𑻶 | 𑻷 | 𑻸 |
脚注
- ^ a b Anshuman Pandey (2015-11-02), Proposal to Encode the Makasar script in Unicode
- ^ Supported Scripts, Unicode, Inc.
- ^ Unicode 11.0.0, Unicode, Inc., (2018-06-05)
- ^ Makasar, Unicode, Inc
外部リンク
- GNU Unifont Glyphs - 上から3番目にある「Unifont Upper」が対応。