「バングル」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
#WLF
7行目: 7行目:


== 男性用バングル ==
== 男性用バングル ==
[[File:চুড়ি.jpg|thumb]]
[[Image:Kara worn on right arm.JPG|right|thumb|250px|右腕に着用したカラー。大抵は右腕に着ける。]]
'''カダ'''もしくは'''カラー'''と呼ばれる。[[シク教]]徒の教義には、洗礼(カルサ)を受けた者は必ず5Kと呼ばれる「{{仮リンク|ケーシュー|en|Kesh (Sikhism)}}(長い髪)、{{仮リンク|カンガーくし|en|Kangha (Sikhism)}}、{{仮リンク|カッチャー|en|Kacchera}}(短パン)、{{仮リンク|カラー (シク教)|en|Kara (Sikhism)}}、{{仮リンク|キルパーン|en|kirpan}}と呼ばれる剣」を帯びることとされている<ref>シク教 (シリーズ 世界の宗教) ISBN 4791753011{{要ページ番号|date=2017-01-24}}</ref><ref name="SinghFenech2014p23">{{cite book|author1=Pashaura Singh|author2=Louis E. Fenech|title=The Oxford Handbook of Sikh Studies |url=https://books.google.com/books?id=7YwNAwAAQBAJ |year=2014|publisher=Oxford University Press|isbn=978-0-19-100411-7 |pages=23–24}}</ref><ref>オールカラーでわかりやすい! 世界の宗教: 信仰の歴史といまがわかる! p185</ref>。また、シク教の結婚式では花嫁の父親が新郎新婦に金の指輪やカラー(スチールや鉄のバングル)、そしてmohra(ネックレス)を送ることとなっている<ref>{{cite web |url=http://www.tepapa.govt.nz/learning/AAINAA/ceremonies/bangles_necklaces_garlands.html |title=Bangles, necklaces, and garlands |publisher=Tepapa.govt.nz |date= |accessdate=2013-01-31 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20120914181640/http://www.tepapa.govt.nz/learning/AAINAA/ceremonies/bangles_necklaces_garlands.html |archivedate=2012年9月14日 |deadurldate=2017年9月 }}</ref>。
'''カダ'''もしくは'''カラー'''と呼ばれる。[[シク教]]徒の教義には、洗礼(カルサ)を受けた者は必ず5Kと呼ばれる「{{仮リンク|ケーシュー|en|Kesh (Sikhism)}}(長い髪)、{{仮リンク|カンガーくし|en|Kangha (Sikhism)}}、{{仮リンク|カッチャー|en|Kacchera}}(短パン)、{{仮リンク|カラー (シク教)|en|Kara (Sikhism)}}、{{仮リンク|キルパーン|en|kirpan}}と呼ばれる剣」を帯びることとされている<ref>シク教 (シリーズ 世界の宗教) ISBN 4791753011{{要ページ番号|date=2017-01-24}}</ref><ref name="SinghFenech2014p23">{{cite book|author1=Pashaura Singh|author2=Louis E. Fenech|title=The Oxford Handbook of Sikh Studies |url=https://books.google.com/books?id=7YwNAwAAQBAJ |year=2014|publisher=Oxford University Press|isbn=978-0-19-100411-7 |pages=23–24}}</ref><ref>オールカラーでわかりやすい! 世界の宗教: 信仰の歴史といまがわかる! p185</ref>。また、シク教の結婚式では花嫁の父親が新郎新婦に金の指輪やカラー(スチールや鉄のバングル)、そしてmohra(ネックレス)を送ることとなっている<ref>{{cite web |url=http://www.tepapa.govt.nz/learning/AAINAA/ceremonies/bangles_necklaces_garlands.html |title=Bangles, necklaces, and garlands |publisher=Tepapa.govt.nz |date= |accessdate=2013-01-31 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20120914181640/http://www.tepapa.govt.nz/learning/AAINAA/ceremonies/bangles_necklaces_garlands.html |archivedate=2012年9月14日 |deadurldate=2017年9月 }}</ref>。



2020年9月19日 (土) 10:21時点における版

インドで販売されているバングル。

バングルは、一体型のブレスレットインドネパールパキスタンバングラデシュなどの南アジアの女性が主に着用する、伝統的な装飾品である。

通常は金属製、木製、ガラス製、プラスチック製である。結婚式で、新嫁はガラス製を着用するのが一般的とされ、伝統によれば最後のバングルが壊れたときに新婚旅行を終了した方が良いとされている。

ヒンドゥー教では、既婚女性は腕に何も身に着けないのは止めるべきと考えられており、バングルは非常に伝統的な意味を持つ。若い女性も着用でき、幼児は金または銀製のバングルが好ましいと考えられている。

男性用バングル

カダもしくはカラーと呼ばれる。シク教徒の教義には、洗礼(カルサ)を受けた者は必ず5Kと呼ばれる「ケーシュー英語版(長い髪)、カンガーくし英語版カッチャー英語版(短パン)、カラー (シク教)英語版キルパーン英語版と呼ばれる剣」を帯びることとされている[1][2][3]。また、シク教の結婚式では花嫁の父親が新郎新婦に金の指輪やカラー(スチールや鉄のバングル)、そしてmohra(ネックレス)を送ることとなっている[4]

歴史

貝殻青銅、金、瑪瑙玉髄などから作られたバングルは、インド全土の複数の考古遺跡から発掘されている[5]。紀元前2600年のモヘンジョダロの遺跡からは、左腕にバングルを着けた踊り子の小像が見つかっている[6]

出典

  1. ^ シク教 (シリーズ 世界の宗教) ISBN 4791753011[要ページ番号]
  2. ^ Pashaura Singh; Louis E. Fenech (2014). The Oxford Handbook of Sikh Studies. Oxford University Press. pp. 23–24. ISBN 978-0-19-100411-7. https://books.google.com/books?id=7YwNAwAAQBAJ 
  3. ^ オールカラーでわかりやすい! 世界の宗教: 信仰の歴史といまがわかる! p185
  4. ^ Bangles, necklaces, and garlands”. Tepapa.govt.nz. 2012年9月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月31日閲覧。
  5. ^ Ghosh, Amalananda (1990). An Encyclopaedia of Indian Archaeology. Brill. ISBN 90-04-09264-1. p224
  6. ^ Ghosh, p83

関連項目

  • マンガル・スートラ - インドの風習で既婚女性が身に着けるネックレス。