「カプラローラのヴィッラの眺め」の版間の差分
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広々とした大気の把握、破綻なく統一された光の扱い、正確でしかも絵画的な筆致。こうした見事な描写によって、[[18世紀]]の[[トポグラフィー]]の傑作のひとつに数えられる{{sfn|矢野|1998|p=41}}。 |
広々とした大気の把握、破綻なく統一された光の扱い、正確でしかも絵画的な筆致。こうした見事な描写によって、[[18世紀]]の[[トポグラフィー]]の傑作のひとつに数えられる{{sfn|矢野|1998|p=41}}。 |
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サイズは縦132.4 cm×横306cm{{sfn|矢野|1998|p=43}}。現在は[[アメリカ合衆国]]の[[フィラデルフィア美術館]]に収蔵されている{{sfn|矢野|1998|p=43}}。 |
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[[Category:クロード・ジョセフ・ヴェルネの作品]] |
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2020年7月4日 (土) 07:47時点における版
英語: Villa at Caprarola | |
作者 | クロード・ジョセフ・ヴェルネ |
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製作年 | 1746年 |
種類 | キャンバスに油彩 |
寸法 | 132.4 cm × 306 cm (52.1 in × 120 in) |
所蔵 | フィラデルフィア美術館、フィラデルフィア |
『カプラローラのヴィッラの眺め』(カプラローラのヴィッラのながめ、英語: Villa at Caprarola)は、フランス王国の画家クロード・ジョセフ・ヴェルネが1746年に描いた絵画[1]。
解説
スペイン国王フェリペ5世の王妃エリザベッタ・ファルネーゼのために制作された[2]。イタリア半島に位置する王妃の宮殿パラッツォ・ファルネーゼと領地を遠景として、王妃とその一行を前面に描いている。緻密な観察にもとづいて地誌的景観が表現され、その景観には特別な意味を持つ人物も多数描かれている[2]。
広々とした大気の把握、破綻なく統一された光の扱い、正確でしかも絵画的な筆致。こうした見事な描写によって、18世紀のトポグラフィーの傑作のひとつに数えられる[2]。
サイズは縦132.4 cm×横306cm[1]。現在はアメリカ合衆国のフィラデルフィア美術館に収蔵されている[1]。
出典
参考文献
- 矢野陽子「ジョゼフ・ヴェルネの連作「フランスの港」について」『駒沢大学文化』18号、1998年3月、39-62頁。