「アブドゥルファッターハ・アブドッラフマーン・ブルハーン」の版間の差分

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アブドゥルファッターハ・アブドッラフマーン・ブルハーン
عبد الفتاح البرهان
最高評議会議長
就任
2019年8月21日
首相アブダッラー・ハムドゥーク
代理官ムハンマド・ハムダーン・ダガロ[1]
前任者新設
暫定軍事評議会議長
任期
2019年4月12日 – 2019年8月20日
代理官ムハンマド・ハムダーン・ダガロ[2]
前任者アフメド・アワド・イブンオウフ
後任者廃止
個人情報
生誕1960年(63 - 64歳)[3]
スーダン、クンダト
政党無所属
兵役経験
所属国スーダンの旗 スーダン
所属組織 スーダン陸軍
最終階級 中将[3]

アブドゥルファッターハ・アブドッラフマーン・ブルハーンアラビア語: عبد الفتاح عبد الرحمن البرهان‎‎, Abdel Fattah Abdelrahman Burhan 、1960年 - )は、スーダンの軍人、政治家。2019年4月にアフメド・アワド・イブンオウフの後任として暫定軍事評議会議長に就任し、同年8月以降は国家元首にあたる最高評議会議長の役職にある[4][5]。階級は中将

2018年に発生した抗議運動(スーダン革命)でデモ参加者の声に耳を傾けるなど、スーダンの将軍のなかでは清廉な人柄とされる[6]。しかし、暫定軍事評議会議長就任後は、反政府抗議運動の徹底的な弾圧や、インターネットの遮断を行っている。特に2018年6月3日には、平和的にデモ行進していた大勢の人々が、警察部隊や民兵に殺害され、40人前後の遺体がナイル川に投げ入れられたほか、数百人がハルツーム市街で拷問、傷害、強姦された[7][8]

2019年5月には初めての外遊としてエジプトを訪問し、大統領のアブドルファッターフ・アッ=シーシーと会談した[9]。2回目の外遊先はアラブ首長国連邦であった[10]

人物

スーダンの軍事学校で学び、エジプトやヨルダンに留学した経験もある。妻とのあいだに3子がいる[3]

脚注