「ウィンドウ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
AirShipMTによる 2019年2月4日 (月) 06:23 (UTC)時点の版へ差し戻し Microsoft Windows限定の操作ガイドは不要
2行目: 2行目:
{{簡易区別|「[[ウィンド]]」([[風]])「ウィドウ」(未亡人、→[[寡婦]])}}
{{簡易区別|「[[ウィンド]]」([[風]])「ウィドウ」(未亡人、→[[寡婦]])}}
[[File:Window (windowing system).svg|thumb|300px|Elements of a window]]
[[File:Window (windowing system).svg|thumb|300px|Elements of a window]]
{{日本語表現|date=2019年5月}}


'''ウィンドウ''' ({{lang|en|window}}) とは、[[ウィンドウシステム]]において、[[ディスプレイ (コンピュータ)|ディスプレイ]]など[[デバイス]]上で、[[アプリケーションソフトウェア|アプリケーション]]に与えられる[[領域]]のことである
'''ウィンドウ''' ({{lang|en|window}}) とは、[[ウィンドウシステム]]において、[[ディスプレイ (コンピュータ)|ディスプレイ]]など[[デバイス]]上で、[[アプリケーションソフトウェア|アプリケーション]]に与えられる領域。


窓からアプリケーションを覗いているような様子からこの名がある。[[マルチタスク]][[オペレーティングシステム]]では複数のアプリケーションが同時に動作するため、ウィンドウでそれぞれのアプリケーションに画面領域を割り当て、ユーザの操作で切り替えることができる必要がある。多くのオペレーティングシステム(OS)のウィンドウでは、矩形の領域の上部に、ウィンドウのタイトルを表示したり最小化や最大化を行うためのボタンがある。
== 概要 ==
窓から[[アプリケーションソフトウェア|アプリケーション]]を覗いているような様子からこの名付けられた。[[マルチタスク]][[オペレーティングシステム]]では複数のアプリケーションが同時に動作するため、ウィンドウでそれぞれのアプリケーションに画面領域を割り当て、ユーザの操作で切り替えることができる必要がある。


なお、[[工業]]界、[[コンピュータ]]業界では用語を[[片仮名]]表記する際、最後の[[長音符#長音符の省略|長音符は省略するという慣例]]があり、「ウィンド」({{lang|en|wind}} = [[風]])となることを防ぐため、「ウィンドー」ではなく「ウィンドウ」と表記することが多い。
選択されている状態のウィンドウを'''アクティブウィンドウ'''<ref group="注">普通は1つのウィンドウのみに対して言う。</ref><ref group="注" name = active>基本的に全てのウィンドウをアクティブウィンドウにする方法は無い。</ref>、それ以外の全てのウィンドウは'''非アクティブウィンドウ'''と呼ぶ。


日本語では英語から借用して「ウィンドウ」と言うが、他の言語では「窓」を意味する固有語が用いられるのがほとんどである。なお、日本語でも複合語に限っては「窓」(例:別窓、対話窓)を用いることもある。
== 基本的な操作方法(Windows基準) ==
{{日本語表現|date=2019年5月|section=1}}
=== アクティブウィンドウと非アクティブウィンドウの切り替え ===


* 非アクティブウィンドウ、 タスクバーボタン自体、そしてタスクバーボタンまたは[[タスクビュー]]加えて {{Keypress|[[Alt]]}}<ref group="注" name = alt>Alt キーは押し続ける必要がある</ref>+{{Keypress|[[Tab]]}} や、 {{Keypress|[[Ctrl]]}}+{{Keypress|Alt}}+{{Keypress|Tab}}の[[サムネイル]]を選択すると、そのウィンドウはアクティブウィンドウになり、それ以外のウィンドウが非アクティブウィンドウになる。
* {{Keypress|Alt}}<ref group="注" name = alt/>+{{Keypress|Tab}}n (nは回数)や、 {{Keypress|Ctrl}}+{{Keypress|Alt}}+{{Keypress|Tab}} を押して切り替える。
* ウィンドウの中以外の要素を選択すると全て非アクティブウィンドウになる<ref group="注" name = active/>。

=== 画面全体に広げるには/通常のウィンドウにするには ===
※最大化ボタンと元に戻す (縮小)ボタンは同じ位置にあり、ウィンドウを画面全体に広げている時は元に戻す (縮小)ボタンに、通常のウィンドウにしている時は最大化ボタンに変化する。

* タイトルバーの最大化ボタンを選択する、または{{Keypress|[[Windowsキー]]}}+{{Keypress|↑}}を押すと画面全体に広がる。

* タイトルバーの元に戻す (縮小)ボタンを選択する、または{{Keypress|Windowsキー}}+{{Keypress|↓}}を押すと通常のウィンドウになる。

=== ドラッグすると ===

* タイトルバーを[[ドラッグ・アンド・ドロップ|ドラッグ]]すると[[デスクトップ]]上から位置を移動させられる。
* 四辺あるいは四隅をドラッグするとサイズを変更したりすることできる。

=== 格納について ===

# タイトルバーの最小化ボタンを選択する、または{{Keypress|Windowsキー}}+{{Keypress|↓}}を押すとタスクバーボタンに格納される。
# タスクバーボタンまたはそのサムネイルを選択する、{{Keypress|Windowsキー}}+{{Keypress|↑}}を押すと元の位置に戻る。

=== 閉じるには ===

* タイトルバーの閉じるボタンを選択する。
* キーボードの{{Keypress|Alt}}+{{Keypress|[[ファンクションキー|F4キー]]}}を押す。
* タイトルバー、タスクバーボタンまたはそのサムネイルの[[コンテキストメニュー]]の閉じるを押す。
* タスクバーボタンまたはタスクビュー{{Keypress|Alt}}<ref group="注" name = alt/>+{{Keypress|Tab}} や、 {{Keypress|Ctrl}}+{{Keypress|Alt}}+{{Keypress|Tab}}のサムネイルに触れ、その際に表示される右上の閉じるボタンを押す。
* [[デスクトップアプリケーション|デスクトップアプリ]]に限り、タイトルバー左端のアプリアイコンを[[ダブルクリック]]するとウィンドウを閉じることができる。これは、[[Microsoft Windows 1.0|Windows 1.0]]~[[Microsoft Windows 3.x|Windows 3.x]]のウィンドウには閉じるボタンが設けられておらず、タイトルバー左端をダブルクリックして閉じる方法が[[正則]]だった頃の名残である。

==== 応答しなくなったら ====

* [[タスクマネージャー]]からタスクの終了を選択する<ref group="注">ただし、この方法は[[クラッシュ (コンピュータ)|強制終了]]用であり非推奨であることに注意。</ref>。

== ウィンドウ操作に関するキーボード ショートカット ==
{{リンクのみの節}}
== その他 ==
[[工業]]界、[[コンピュータ]]業界では用語を[[片仮名]]表記する際、最後の[[長音符#長音符の省略|長音符は省略するという慣例]]があり、「ウィンド」({{lang|en|wind}} = [[風]])となることを防ぐため、「ウィンドー」ではなく「ウィンドウ」と表記することが多い。

日本語では英語から借用して「ウィンドウ」と言うが、他の言語では「窓」を意味する固有語が用いられるのがほとんどである。なお、日本語でも複合語に限っては「窓」(例:別窓、対話窓)を用いることもある。
== 脚注 ==
== 脚注 ==
<references group="注"/>
<references/>


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
*[[ウィンドウシステム]]
* [[ウィンドウシステム]]
* [[タイトルバー]]
* [[タイトルバー]]
*[[モーダルウィンドウ]]
*[[ダイアログボックス]]
*[[ドラッグ・アンド・ドロップ]]


== 外部リンク ==
{{リンクのみの節}}
{{computer-stub}}
{{computer-stub}}
{{デフォルトソート:ういんとう}}
{{デフォルトソート:ういんとう}}

2019年5月5日 (日) 15:02時点における版

Elements of a window

ウィンドウ (window) とは、ウィンドウシステムにおいて、ディスプレイなどデバイス上で、アプリケーションに与えられる領域。

窓からアプリケーションを覗いているような様子からこの名がある。マルチタスクオペレーティングシステムでは複数のアプリケーションが同時に動作するため、ウィンドウでそれぞれのアプリケーションに画面領域を割り当て、ユーザの操作で切り替えることができる必要がある。多くのオペレーティングシステム(OS)のウィンドウでは、矩形の領域の上部に、ウィンドウのタイトルを表示したり最小化や最大化を行うためのボタンがある。

なお、工業界、コンピュータ業界では用語を片仮名表記する際、最後の長音符は省略するという慣例があり、「ウィンド」(wind = )となることを防ぐため、「ウィンドー」ではなく「ウィンドウ」と表記することが多い。

日本語では英語から借用して「ウィンドウ」と言うが、他の言語では「窓」を意味する固有語が用いられるのがほとんどである。なお、日本語でも複合語に限っては「窓」(例:別窓、対話窓)を用いることもある。

脚注


関連項目