「雪山トンネル」の版間の差分

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雪山トンネルの制限速度は最低速度50km/h、最高速度70km/hであり、車間距離は50m以上を保持し、渋滞(20km/h以下)でも20m以上の車間を保持しなければならない。
雪山トンネルの制限速度は最低速度50km/h、最高速度70km/hであり、車間距離は50m以上を保持し、渋滞(20km/h以下)でも20m以上の車間を保持しなければならない。
トンネル上下線には、おのおの4つのレーダーによる取締カメラが設置され、例え71km/hであっても即、取締られることになる。
トンネル上下線には、おのおの4つのレーダーによる取締カメラが設置され、例え71km/hであっても即、取締られることになる。
また開通当初は安全を考慮して、小型自動車のみが通行できる。そのため、大型車(トラックやバス)の通行は現在できない。
また開通当初は安全を考慮して、小型自動車のみが通行できる。そのため、今まで大型車(トラックやバス)の通行は現在できない。


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2006年7月27日 (木) 18:22時点における版

工事中の雪山トンネル(2002年撮影)

雪山トンネル(せつざんとんねる)、公式名称は雪山隧道(-ずいどう、通用ピンイン:Syǔeshān sùeidào)は、台湾にある北宜高速道路トンネルで、全長は12.9kmで、高速道路用トンネルとしては世界一の長さである。1991年7月に着工し、2004年9月14日に開通した。

台湾第二の高峰である雪山を貫通するトンネルで、地盤が悪い地域のため、難工事の末に開通した。北宜高速道路の全長31kmのうち、12.9kmをこのトンネルが占める。

なお、正式な開通については、2006年6月16日の朝で開通式を開き、13時(UTC+8)から小型自動車のみ通過可能になる。

山が多い台湾でも、10キロ以上の自動車用トンネルを運転することは利用者にとって初めての経験なので、安全のため他の高速自動車用トンネルと比べ、極めて厳格な規制が敷かれている。 雪山トンネルの制限速度は最低速度50km/h、最高速度70km/hであり、車間距離は50m以上を保持し、渋滞(20km/h以下)でも20m以上の車間を保持しなければならない。 トンネル上下線には、おのおの4つのレーダーによる取締カメラが設置され、例え71km/hであっても即、取締られることになる。 また開通当初は安全を考慮して、小型自動車のみが通行できる。そのため、今まで大型車(トラックやバス)の通行は現在できない。