「粘膜筋板」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
4行目: | 4行目: | ||
消化管において、[[粘膜]]あるいは粘膜層は上皮、固有層、粘膜筋層の組み合わせを意味する<ref>H.G. Burkitt et al., ''Wheater's Functional Histology, 3rd ed.''</ref>。語源はラテン語に由来し翻訳すると"粘膜自身の特殊な層"(''lamina propria mucosae'')と"粘膜の筋層"(''lamina muscularis mucosae'')である。 |
消化管において、[[粘膜]]あるいは粘膜層は上皮、固有層、粘膜筋層の組み合わせを意味する<ref>H.G. Burkitt et al., ''Wheater's Functional Histology, 3rd ed.''</ref>。語源はラテン語に由来し翻訳すると"粘膜自身の特殊な層"(''lamina propria mucosae'')と"粘膜の筋層"(''lamina muscularis mucosae'')である。 |
||
粘膜筋板はそれぞれ方向の異なる数層の筋繊維の層によってなり、その役割は、消化管全体の収縮とは独立した粘膜層の収縮による陰窩の腺液の放出や粘膜表面の接触面積を増やすことにあると考えられている。 |
|||
粘膜筋板は平滑筋線維のいくつかの薄層は腺窩の内容物を放出するおよび上皮と胃の内容物の結合を強化するために異なる方法で絶え間ない緩やかな興奮状態に粘膜表面と内在する腺を維持する。 |
|||
==脚注== |
==脚注== |
2015年9月26日 (土) 10:05時点における版
粘膜筋板(ねんまくきんばん、英: muscularis mucosa, lamina muscularis mucosae)とは消化管の主要部において認められる平滑筋の薄層であり、粘膜固有層(en:lamina propria mucosae)外側に位置し、粘膜下層(en:submucosa)から分離されている。
消化管において、粘膜あるいは粘膜層は上皮、固有層、粘膜筋層の組み合わせを意味する[1]。語源はラテン語に由来し翻訳すると"粘膜自身の特殊な層"(lamina propria mucosae)と"粘膜の筋層"(lamina muscularis mucosae)である。
粘膜筋板はそれぞれ方向の異なる数層の筋繊維の層によってなり、その役割は、消化管全体の収縮とは独立した粘膜層の収縮による陰窩の腺液の放出や粘膜表面の接触面積を増やすことにあると考えられている。
脚注
- ^ H.G. Burkitt et al., Wheater's Functional Histology, 3rd ed.
画像
-
ヒトの食道の区分
-
噴門付近のヒトの胃の区分
-
ヒトの粘膜の区分
-
胃壁の層
-
腸壁の一般構造