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'''エポキシド'''は員環の[[エーテル (化学)|エーテル]]であるオキサシクロプロパンを構造式中に持つ化合物の総称で、最も単純なものは[[エポキシエタン]]である。反応性に富み、極性を持った化合物と付加反応を起こす。そのため、様々な化合物を作るための材料として実験室や工場で用いられている。例えばエポキシドに水を酸触媒で付加するとvic-[[アルコール]]ができる、第一級のグリニャール試薬と反応させて物質を酸に通すと増炭して新たな第一級のアルコールができる。
'''エポキシド''' (epoxide) 3員環の[[エーテル (化学)|エーテル]]であるオキサシクロプロパンを構造式中に持つ化合物の総称で、最も単純なものは[[エポキシエタン]]である。反応性に富み、極性を持った化合物と付加反応を起こす。そのため、様々な化合物を作るための材料として実験室や工場で用いられている。例えばエポキシドに水を酸触媒で付加すると ''vic''-[[アルコール]]ができるほか、第一級の[[グリニャール試薬]]と反応させと増炭して新たな第一級のアルコールができる。


[[Category:化学物質|えほしきと]]
[[Category:化学物質 (総称)|えほしきと]]
[[Category:化学物質 (総称)|えほしきと]]

[[de:Epoxide]]
[[en:Epoxide]]
[[fr:Époxyde]]
[[nl:Epoxide]]
[[pl:Epitlenek]]

2006年5月6日 (土) 11:16時点における版

エポキシド (epoxide) は3員環のエーテルであるオキサシクロプロパンを構造式中に持つ化合物の総称で、最も単純なものはエポキシエタンである。反応性に富み、極性を持った化合物と付加反応を起こす。そのため、様々な化合物を作るための材料として実験室や工場で用いられている。例えばエポキシドに水を酸触媒で付加すると vic-アルコールができるほか、第一級のグリニャール試薬と反応させると増炭して新たな第一級のアルコールができる。