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2015年3月3日 (火) 18:23時点における版
荻野 三七彦 (おぎの みなひこ、1904年3月18日 - 1992年8月12日[1])は、日本古文書学者。
文化財保護行政の荻野仲三郎の次男として東京市に生まれる。1929年早稲田大学文学部史学科卒、東京帝国大学文学部史料編纂所嘱託、1948年「聖徳太子伝古今目録抄の基礎的研究」で早大文学博士。早稲田大学教授、1974年定年退職、名誉教授、聖徳太子奉讃会理事、永青文庫理事。[2]
編著書
- 『聖徳太子伝古今目録抄』編 法隆寺 1937
- 『日本中世古文書の研究』荻野三七彦博士還暦記念論文集刊行会 1964
- 『印章』吉川弘文館 日本歴史叢書 1966
- 『姓氏・家紋・花押』新人物往来社 1976 のち吉川弘文館
- 『聖徳太子伝古今目録抄』編著 名著出版 1980
- 『聖徳太子伝古今目録抄の基礎的研究』編著 名著出版 1980
- 『古文書研究 方法と課題』名著出版 1982
- 『日本古文書学と中世文化史』吉川弘文館 1995
共編著
- 『新編甲州古文書』全3巻 斎藤俊六共編 角川書店 1966-68
- 『吉良氏の研究』編著 名著出版 関東武士研究叢書 1975
- 『世田谷区の歴史』共著 東京にふる里をつくる会編 名著出版 1979 東京ふる里文庫