「村井則夫」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
1行目: 1行目:
'''村井 則夫'''(むらい のりお、[[1962年]] - )は、[[日本]]の[[哲学者]]、[[明星大学]]人文学部教授。
'''村井 則夫'''(むらい のりお、[[1962年]] - )は、[[日本]]の[[哲学者]]、[[明星大学]]人文学部教授。


[[東京都]]生まれ。[[1985年]]、[[上智大学]]文学部哲学科卒業。[[1994年]]、上智大学大学院哲学研究科博士課程満期修了。[[2003年]]、明星大学講師、[[2006年]]、助教授を経て、[[2007年]]より教授。[[マルティン・ハイデッガー|ハイデッガー]]、[[フリードリヒ・ニーチェ|ニーチェ]]、[[ヴィルヘルム・フォン・フンボルト|フンボルト]]を専門とし、人文科学に造詣が深い。上智大学名誉教授[[クラウス・リーゼンフーバー]]に師事し、その執筆するドイツ語論文・著作の翻訳をしている。
[[東京都]]生まれ。[[1985年]]、[[上智大学]]文学部哲学科卒業。[[1994年]]、上智大学大学院哲学研究科博士課程満期修了。[[2003年]]、明星大学講師、[[2006年]]、助教授、[[2007年]]、准教授を経て、[[2013年]]より教授。[[マルティン・ハイデッガー|ハイデッガー]]、[[フリードリヒ・ニーチェ|ニーチェ]]、[[ヴィルヘルム・フォン・フンボルト|フンボルト]]を専門とし、人文科学に造詣が深い。上智大学名誉教授[[クラウス・リーゼンフーバー]]に師事し、その執筆するドイツ語論文・著作の翻訳をしている。


== 単著 ==
== 単著 ==

2014年2月28日 (金) 15:27時点における版

村井 則夫(むらい のりお、1962年 - )は、日本哲学者明星大学人文学部教授。

東京都生まれ。1985年上智大学文学部哲学科卒業。1994年、上智大学大学院哲学研究科博士課程満期修了。2003年、明星大学講師、2006年、助教授、2007年、准教授を経て、2013年より教授。ハイデッガーニーチェフンボルトを専門とし、人文科学に造詣が深い。上智大学名誉教授クラウス・リーゼンフーバーに師事し、その執筆するドイツ語論文・著作の翻訳をしている。

単著

  • 『ニーチェ —— ツァラトゥストラの謎』中公新書 2008

共著

  • ハイデッガー研究会編『対話に立つハイデッガー』理想社 2000
  • 哲学史研究会編『西洋哲学史観と時代区分』昭和堂 2004
  • 哲学史研究会編『現代の哲学』昭和堂 2005
  • 東洋大学哲学科編『哲学講座 4 哲学を享受する』知泉書館 2006
  • 哲学史研究会編『西洋哲学史再構築試論』昭和堂 2007
  • ハイデッガー研究会編『ハイデッガーと思索の将来』理想社 2007

翻訳

  • K・リーゼンフーバー「盛期スコラ学・総序」平凡社 1993
  • K・リーゼンフーバー「純粋経験と絶対意志 —— 『自覚における直観と反省』における意識の構成」創文社 1994
  • K・マンハイム(共訳)『青年期マンハイムとその作品』梓出版 1995
  • K・リーゼンフーバー(共訳)『中世哲学の源流』1995
  • K・リーゼンフーバー「アエギディウス・ロマヌスの社会・政治思想」創文社 1996
  • K・リーゼンフーバー「前期西田における自己意識と自由意志」世界思想社 1996
  • J・フィルハウス「中世における教会法学者の社会論」創文社 1996
  • K・リーゼンフーバー「シャルトルのティエリにおける一性の算術と形而上学」創文社 1998
  • K・リーゼンフーバー「中世の修道院霊性における自己認識の問題」創文社 1998
  • K・リーゼンフーバー「人格の自己形成」創文社 1999
  • K・リーゼンフーバー「初期ラテン教父・総序」平凡社 1999
  • K・リーゼンフーバー「フィヒテ『浄福なる生への指教』解説」平凡社 2000
  • J・トラバント『フンボルトの言語思想』平凡社 2001
  • K・リーゼンフーバー「神認識における否定と直観−クザーヌスにおける神の探究をめぐって」知泉書館 2002
  • B・ヴァルデンフェルス「世界の不可視性、あるいは眼差しから退くもの」青土社 2002
  • K・リーゼンフーバー『中世思想原典集成 別巻 —— 中世思想史』平凡社 2002/改訂版 平凡社ライブラリー 2003
  • H・ブルーメンベルク『近代の正統性 III』法政大学出版局 2002
  • W・バンガート(共訳)『イエズス会の歴史』原書房 2004
  • K・リーゼンフーバー『中世哲学における理性と霊性』知泉書館 2008
  • シュナイダース『理性への希望』法政大学出版局 2009
  • フリードリヒ・ニーチェ 『喜ばしき知恵』河出文庫 2012

参考

J-Global