「運命のボタン」の版間の差分
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== あらすじ == |
== あらすじ == |
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1976年のクリスマスが近いある早朝(12月16日)、バージニア州リッチモンド。一人息子のウォルターがいる、足に障害を持つノーマと、NASAに勤務して宇宙飛行士を夢見ているアーサーのルイス夫妻。その元に差出人不明の箱が届けられる。その箱の中には赤いボタンが付いた謎の装置と、「夕方に御伺いします」と書かれた手紙が入っていた。不気味に思う夫妻だったが、その日の夕方、妻の前に顔の左半面に傷を持ったスチュワードと名乗る老人が実際に現れる。彼は装置のことを説明するのだが、それは「この装置のボタンを押せば100万ドルを手に入れることができる。しかし、世界のどこかに住んでいる、貴方の知らない誰かが死ぬことになる」という恐ろしいものだった。また老人は「24時間以内に決断できなかったり、誰かに告げ口すれば、取引は無効になる」という条件も提示するのだった。金銭的に不安を抱えていた夫妻は、この誘いに乗るべきかどうか迷ってしまうが、結局妻がそのボタンを押す。その装置はリセットされて、「あなたのことを知らない誰かに渡します」と老人は言い残 |
1976年のクリスマスが近いある早朝(12月16日)、バージニア州リッチモンド。一人息子のウォルターがいる、足に障害を持つノーマと、NASAに勤務して宇宙飛行士を夢見ているアーサーのルイス夫妻。その元に差出人不明の箱が届けられる。その箱の中には赤いボタンが付いた謎の装置と、「夕方に御伺いします」と書かれた手紙が入っていた。不気味に思う夫妻だったが、その日の夕方、妻の前に顔の左半面に傷を持ったスチュワードと名乗る老人が実際に現れる。彼は装置のことを説明するのだが、それは「この装置のボタンを押せば100万ドルを手に入れることができる。しかし、世界のどこかに住んでいる、貴方の知らない誰かが死ぬことになる」という恐ろしいものだった。また老人は「24時間以内に決断できなかったり、誰かに告げ口すれば、取引は無効になる」という条件も提示するのだった。金銭的に不安を抱えていた夫妻は、この誘いに乗るべきかどうか迷ってしまうが、結局妻がそのボタンを押す。その装置はリセットされて、「あなたのことを知らない誰かに渡します」と老人は言い残し、装置を引き取って帰る。 |
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アーサーは真実を知ろうとして老人の車のナンバー調査を警官である義父に依頼するが、警察が調査している殺人事件と、夫婦が送られた装置とが何らかの関係があることを知る。さらにベビーシッターとして来てもらったデイナも含み、彼ら夫婦に真実を告げようとした者はみな鼻血を出して倒れる。図書館で老人の過去と、老人とともに働く「従業員」の正体を知った二人のうち、アーサーは3つの扉から真実の扉をノーマの生徒の指示(2番目)に従い選んで、死後の世界を通って自宅に戻る。 |
アーサーは真実を知ろうとして老人の車のナンバー調査を警官である義父に依頼するが、警察が調査している殺人事件と、夫婦が送られた装置とが何らかの関係があることを知る。さらにベビーシッターとして来てもらったデイナも含み、彼ら夫婦に真実を告げようとした者はみな鼻血を出して倒れる。図書館で老人の過去と、老人とともに働く「従業員」の正体を知った二人のうち、アーサーは3つの扉から真実の扉をノーマの生徒の指示(2番目)に従い選んで、死後の世界を通って自宅に戻る。 |
2013年6月27日 (木) 10:39時点における版
運命のボタン | |
---|---|
The Box | |
監督 | リチャード・ケリー |
脚本 | リチャード・ケリー |
原作 |
リチャード・マシスン 『死を招くボタン・ゲーム』 |
製作 |
リチャード・ケリー ショーン・マッキトリック ダン・リン |
製作総指揮 |
スー・ベイドン=パウエル テッド・フィールド パリス・カシドコスタス・ラトシス テリー・ダガス エドワード・H・ハム・Jr |
出演者 |
キャメロン・ディアス ジェームズ・マースデン フランク・ランジェラ |
音楽 |
ウィン・バトラー レジーヌ・シャサーニュ オーウェン・パレット |
撮影 | スティーヴン・ポスター |
編集 | サム・バウアー |
製作会社 | MRC |
配給 |
ワーナー・ブラザーズ ショウゲート |
公開 |
2009年11月9日 2010年5月8日 |
上映時間 | 115分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $30,000,000[1] |
興行収入 | $33,333,531[1] |
『運命のボタン』(原題: The Box)は、2009年のアメリカ映画。リチャード・マシスンの短編小説『死を招くボタン・ゲーム』(原題: Button, Button)を映画化。
あらすじ
1976年のクリスマスが近いある早朝(12月16日)、バージニア州リッチモンド。一人息子のウォルターがいる、足に障害を持つノーマと、NASAに勤務して宇宙飛行士を夢見ているアーサーのルイス夫妻。その元に差出人不明の箱が届けられる。その箱の中には赤いボタンが付いた謎の装置と、「夕方に御伺いします」と書かれた手紙が入っていた。不気味に思う夫妻だったが、その日の夕方、妻の前に顔の左半面に傷を持ったスチュワードと名乗る老人が実際に現れる。彼は装置のことを説明するのだが、それは「この装置のボタンを押せば100万ドルを手に入れることができる。しかし、世界のどこかに住んでいる、貴方の知らない誰かが死ぬことになる」という恐ろしいものだった。また老人は「24時間以内に決断できなかったり、誰かに告げ口すれば、取引は無効になる」という条件も提示するのだった。金銭的に不安を抱えていた夫妻は、この誘いに乗るべきかどうか迷ってしまうが、結局妻がそのボタンを押す。その装置はリセットされて、「あなたのことを知らない誰かに渡します」と老人は言い残し、装置を引き取って帰る。
アーサーは真実を知ろうとして老人の車のナンバー調査を警官である義父に依頼するが、警察が調査している殺人事件と、夫婦が送られた装置とが何らかの関係があることを知る。さらにベビーシッターとして来てもらったデイナも含み、彼ら夫婦に真実を告げようとした者はみな鼻血を出して倒れる。図書館で老人の過去と、老人とともに働く「従業員」の正体を知った二人のうち、アーサーは3つの扉から真実の扉をノーマの生徒の指示(2番目)に従い選んで、死後の世界を通って自宅に戻る。
老人・スチュワードと「従業員」の雇い主は宇宙人で、ボタンの装置は人類の利他主義に対する試み(テスト)だということが明らかになる。さらに老人は息子・ウォルターの目と耳の感覚を奪い、「100万ドルを手にして子供は生涯今のまま」「妻を夫が殺して子供は元通りに。100万ドルは子供が18歳の誕生日まで委託」という2つの選択を二人に迫る。二人は泣きながら後者の選択をする。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
ノーマ・ルイス | キャメロン・ディアス | はしのえみ |
アーサー・ルイス | ジェームズ・マースデン | 桐本琢也 |
アーリントン・スチュワード | フランク・ランジェラ | 有本欽隆 |
ノーム・カーヒル | ジェームズ・レブホーン | 小島敏彦 |
ディック・バーンズ | ホームズ・オズボーン | 中博史 |
ウォルター・ルイス | サム・オズ・ストーン | 成家義哉 |
ラナ・バーンズ | セリア・ウェストン | 藤生聖子 |
参考文献
- ^ a b “The Box (2009)” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2010年4月10日閲覧。