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2006年2月19日 (日) 02:33時点における版
スラバ(スラブ語:Слава)はセルビア人の聖人を家族で祝う慣習である。
すべての東方正教徒やスラブ民族の中で、スラバの慣習があるのは現在はセルビア人だけである。過去はクロアチア人やロシア人など、アルバニア系セルビア人を起源をとする民族で見られた慣習であったが、セルビア人以外は20世紀中に行わなくなった。
スラバは翻訳すると”称賛”という意味である。
スラバは守護聖人を称えるため、就いている職業によって称える聖人が違う。そのため、各々の家族が別々に自分の職の聖人を祝う(もちろん、多くの職業が同一の聖人と重なることもある)