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=== コンタックスG(''CONTAX G'' )用 ===
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*'''ビオゴン'''21mmF2.8(1996年発売) - 京セラ製。
*'''ビオゴン'''21mmF2.8(1996年発売) - [[京セラ]]製。
*'''ビオゴン'''28mmF2.8(1996年発売) - 京セラ製。
*'''ビオゴン'''28mmF2.8(1996年発売) - 京セラ製。



2012年9月19日 (水) 12:53時点における版

ビオゴン35mmF2ZM

ビオゴンBiogon )はルートヴィッヒ・ベルテレが発明した広角レンズ1934年ゾナーの発展系として設計された3.5cmF2.4はコンタックス用に3.5cmF2.8のスペックで発売され、当時この焦点距離では世界最高速であった。 その後ビオゴン銘のレンズは対称型設計となり、これが一般にビオゴン型と言われる構成である。いわゆるビオゴン型は対称型なので歪曲収差が少ないが、バックフォーカスを長くできないのでクイックリターンミラーを持つ一眼レフカメラで使用するのは難しい。名称はビオ(生命)とゴン(角度)が由来。

製品一覧

アルパ12S/WA用

  • ビオゴン38mmF4.5 - アルパ12S/WAに固定装着される。

コンタレックス(Contarex )用

  • ビオゴン21mmF4.5:旧コンタックスマウント用と同一設計。ミラーアップして使用する。

コンタックス(Contax )用

  • ビオゴン21mmF4.5 - 戦後西ドイツで設計された。ハッセルブラッドSW用とは縮尺違いの同一設計と言われている。
  • ビオゴン3.5cmF2.8 - 最初のビオゴン銘のレンズであるが実際にはゾナー型である。後にクローンとして旧ソビエト連邦ジュピター12が多数製造された。コンタックスIIa/IIIaには使用できない。
  • ビオゴン35mmF2.8 - 戦後西ドイツで設計された。
ビオゴン21mmF2.8

コンタックスG(CONTAX G )用

  • ビオゴン21mmF2.8(1996年発売) - 京セラ製。
  • ビオゴン28mmF2.8(1996年発売) - 京セラ製。

ハッセルブラッドVシリーズ用

  • ビオゴン38mmF4.5 - ハッセルブラッドSWシリーズに固定装着される。

ライカMマウント

名称はZMマウントであるが事実上ライカMマウントと共通。

  • ビオゴン21mmF2.8(2005年) - コシナ製。
  • C-ビオゴン21mmF4.5(2007年) - コシナ製。
  • ビオゴン25mmF2.8(2005年) - コシナ製。
  • ビオゴン28mmF2.8(2005年) - コシナ製。
  • ビオゴン35mmF2(2005年) - コシナ製。

大判用

  • ビオゴン53mmF4.5 - 6×9cm判をカバーする。
  • ビオゴン75mmF4.5

産業用

  • S-ビオゴン40mmF5.6 - マイクロフィルム記録用縮小レンズ。周辺光量落ちを補正するグラデーションフィルターが付属する。調整可能な絞りはない。

関連項目

関わった設計者