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'''メタ言語'''(メタげんご)とは[[言語]]を定義するための言語。それだけでは具体的な利用に関する目的をもっておらず、特定のルールを加えることで具体的な応用として利用可能となる。
'''メタ言語'''(メタげんご)とは[[言語]]を定義するための言語。それだけでは具体的な利用に関する目的をもっておらず、特定のルールを加えることで具体的な応用として利用可能となる。


[[コンピュータ]]分野では、[[Standard Generalized Markup Language|SGML]]や[[Extensible Markup Language|XML]]などのメタ言語が存在している。
[[コンピュータ]]分野では、[[Standard Generalized Markup Language|SGML]]や[[Extensible Markup Language|XML]](ただしこれらの「M」は「マークアップ」)などのメタ言語が存在している。


メタ言語で作られた文書に対する構造を定義する言語を[[スキーマ言語]]という。[[マークアップ言語]]はメタ言語とスキーマ言語を組み合わせることで機能する。 例えば[[HyperText Markup Language|HTML]]4.01 は[[Standard Generalized Markup Language|SGML]]に Strict、Transitional、Framesetという3種類の[[Document Type Definition|DTD]]による定義により実装されている。
メタ言語で作られた文書に対する構造を定義する言語を[[スキーマ言語]]という。[[マークアップ言語]]はメタ言語とスキーマ言語を組み合わせることで機能する。 例えば[[HyperText Markup Language|HTML]]4.01 は[[Standard Generalized Markup Language|SGML]]に Strict、Transitional、Framesetという3種類の[[Document Type Definition|DTD]]による定義により実装されている。

2012年4月9日 (月) 10:05時点における版

メタ言語(メタげんご)とは言語を定義するための言語。それだけでは具体的な利用に関する目的をもっておらず、特定のルールを加えることで具体的な応用として利用可能となる。

コンピュータ分野では、SGMLXML(ただしこれらの「M」は「マークアップ」)などのメタ言語が存在している。

メタ言語で作られた文書に対する構造を定義する言語をスキーマ言語という。マークアップ言語はメタ言語とスキーマ言語を組み合わせることで機能する。 例えばHTML4.01 はSGMLに Strict、Transitional、Framesetという3種類のDTDによる定義により実装されている。

関連項目