「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
36行目: 36行目:
==ストーリー==
==ストーリー==
「[[神童]]」である弟[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|ヴォルフガング]]を売り込もうとしている父[[レオポルト・モーツァルト|レオポルト]]に連れられ家族でヨーロッパを旅して回っている14歳の少女[[マリア・アンナ・モーツァルト|ナンネル]]は、類い稀な音楽の才能に恵まれながらも、女であると言う理由だけで、その才能を活かせずにいる。
「[[神童]]」である弟[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|ヴォルフガング]]を売り込もうとしている父[[レオポルト・モーツァルト|レオポルト]]に連れられ家族でヨーロッパを旅して回っている14歳の少女[[マリア・アンナ・モーツァルト|ナンネル]]は、類い稀な音楽の才能に恵まれながらも、女であると言う理由だけで、その才能を活かせずにいる。
{{ネタバレ|スキップ=作動}}
{{ネタバレ}}
そんなある日、ふとしたことからフランス王女[[ルイーズ・マリー・ド・フランス|ルイーズ]]と親しくなったナンネルは、王太子[[ルイ・フェルディナン (フランス王太子)|ルイ]]と出会う。ナンネルが女であることを知りながらも彼女の音楽家としての才能を認め、自分のために作曲するように頼むルイに、ナンネルは恋心を抱くようになる。
そんなある日、ふとしたことからフランス王女[[ルイーズ・マリー・ド・フランス|ルイーズ]]と親しくなったナンネルは、王太子[[ルイ・フェルディナン (フランス王太子)|ルイ]]と出会う。ナンネルが女であることを知りながらも彼女の音楽家としての才能を認め、自分のために作曲するように頼むルイに、ナンネルは恋心を抱くようになる。


55行目: 55行目:
ナンネルと王太子[[ルイ・フェルディナン (フランス王太子)|ルイ]]の実際の年齢差は20歳以上であるが、映画ではそこまでの年齢差がない。また映画では、ナンネルがルイに出会った時、ルイは愛する妃と生まれて間もない娘を亡くした直後で喪に服していることになっているが、実際にルイが妃と娘を亡くしたのはナンネルが生まれる前のことである。
ナンネルと王太子[[ルイ・フェルディナン (フランス王太子)|ルイ]]の実際の年齢差は20歳以上であるが、映画ではそこまでの年齢差がない。また映画では、ナンネルがルイに出会った時、ルイは愛する妃と生まれて間もない娘を亡くした直後で喪に服していることになっているが、実際にルイが妃と娘を亡くしたのはナンネルが生まれる前のことである。
{{節stub}}
{{節stub}}
{{ネタバレ終了}}


==脚注==
==脚注==

2012年3月17日 (土) 07:11時点における版

ナンネル・モーツァルト
哀しみの旅路
Nannerl, la sœur de Mozart
監督 ルネ・フェレ
脚本 ルネ・フェレ
製作 ルネ・フェレ
ファビエンヌ・フェレ
出演者 マリー・フェレ
音楽 マリー=ジャンヌ・セレロ
撮影 バンジャマン・エシャザレッタ
編集 ファビエンヌ・フェレ
製作会社 Les Films Alyne
配給 フランスの旗 JML Distribution
日本の旗 アルバトロス・フィルム
公開 フランスの旗 2010年6月9日
日本の旗 2011年4月9日
上映時間 120分
製作国 フランスの旗 フランス
言語 フランス語
製作費 $4,500,000[1]
興行収入 世界の旗 $839,654[1]
テンプレートを表示

ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路』(-かなしみのたびじ、Nannerl, la sœur de Mozart)は2010年フランスの映画。音楽の才能に恵まれながらも、天才作曲家である弟ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの影に隠れた存在となってしまった姉マリア・アンナ(ナンネル)の生涯を描いた伝記映画である。

ストーリー

神童」である弟ヴォルフガングを売り込もうとしている父レオポルトに連れられ家族でヨーロッパを旅して回っている14歳の少女ナンネルは、類い稀な音楽の才能に恵まれながらも、女であると言う理由だけで、その才能を活かせずにいる。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


そんなある日、ふとしたことからフランス王女ルイーズと親しくなったナンネルは、王太子ルイと出会う。ナンネルが女であることを知りながらも彼女の音楽家としての才能を認め、自分のために作曲するように頼むルイに、ナンネルは恋心を抱くようになる。

ルイのために必死に曲を書いたナンネルだったが、ナンネルのルイへの想いが叶うことはなく、それどころか酷い罵りの言葉とともに拒絶されたことから、ナンネルは2度と作曲をすることはなくなり、弟ヴォルフガングを支える存在として生きて行くことになる。

登場人物

史実との違い

ナンネルと王太子ルイの実際の年齢差は20歳以上であるが、映画ではそこまでの年齢差がない。また映画では、ナンネルがルイに出会った時、ルイは愛する妃と生まれて間もない娘を亡くした直後で喪に服していることになっているが、実際にルイが妃と娘を亡くしたのはナンネルが生まれる前のことである。

脚注

  1. ^ a b Mozart's Sister (2011)”. Box Office Mojo. 2012年3月4日閲覧。

関連項目

外部リンク