「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路」の版間の差分
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2012年3月4日 (日) 21:40時点における版
ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路 | |
---|---|
Nannerl, la sœur de Mozart | |
監督 | ルネ・フェレ |
脚本 | ルネ・フェレ |
製作 |
ルネ・フェレ ファビエンヌ・フェレ |
出演者 | マリー・フェレ |
音楽 | マリー=ジャンヌ・セレロ |
撮影 | バンジャマン・エシャザレッタ |
編集 | ファビエンヌ・フェレ |
製作会社 | Les Films Alyne |
配給 |
JML Distribution アルバトロス・フィルム |
公開 |
2010年6月9日 2011年4月9日 |
上映時間 | 120分 |
製作国 | フランス |
言語 | フランス語 |
製作費 | $4,500,000[1] |
興行収入 | $839,654[1] |
『ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路』(-かなしみのたびじ、Nannerl, la sœur de Mozart)は2010年のフランスの映画。音楽の才能に恵まれながらも、天才作曲家である弟ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの影に隠れた存在となってしまった姉マリア・アンナ(ナンネル)の生涯を描いた伝記映画である。
ストーリー
「神童」である弟ヴォルフガングを売り込もうとしている父レオポルトに連れられ家族でヨーロッパを旅して回っている14歳の少女ナンネルは、類い稀な音楽の才能に恵まれながらも、女であると言う理由だけで、その才能を活かせずにいる。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
そんなある日、ふとしたことからフランス王女ルイーズと親しくなったナンネルは、王太子ルイと出会う。ナンネルが女であることを知りながらも彼女の音楽家としての才能を認め、自分のために作曲するように頼むルイに、ナンネルは恋心を抱くようになる。
ルイのために必死に曲を書いたナンネルだったが、ナンネルのルイへの想いが叶うことはなく、それどころか酷い罵りの言葉とともに拒絶されたことから、ナンネルは2度と作曲をすることはなくなり、弟ヴォルフガングを支える存在として生きて行くことになる。
登場人物
- ナンネル・モーツァルト - マリー・フェレ: 音楽の才能に恵まれた少女。14歳。
- レオポルト・モーツァルト - マルク・バルヘ: ナンネルの父。
- アンナ・マリア・モーツァルト - デルフィーヌ・シュイヨー: ナンネルの母。
- ヴォルフガング・モーツァルト - ダヴィッド・モロー: ナンネルの弟。神童。
- 王太子 - クロヴィス・フアン: フランス王ルイ15世の長男。
- ルイーズ・ド・フランス - リザ・フェレ: 王太子の妹。ナンネルと親友になる。
- イザベル - サロメ・ステヴナン: 王太子とナンネルの連絡役。
- 大修道院の音楽教師 - ジュリアン・フェレ
- 音楽教師 - ルネ・フェレ
史実との違い
ナンネルと王太子ルイの実際の年齢差は20歳以上であるが、映画ではそこまでの年齢差がない。また映画では、ナンネルがルイに出会った時、ルイは愛する妃と生まれて間もない娘を亡くした直後で喪に服していることになっているが、実際にルイが妃と娘を亡くしたのはナンネルが生まれる前のことである。
この節の加筆が望まれています。 |
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
脚注
- ^ a b “Mozart's Sister (2011)”. Box Office Mojo. 2012年3月4日閲覧。