「デジタルミレニアム著作権法」の版間の差分
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2010年12月29日 (水) 06:21時点における版
デジタルミレニアム著作権法(-ちょさくけんほう、DMCA: Digital Millennium Copyright Act)は、アメリカ合衆国で1998年10月に成立し、2000年10月に施行された連邦法をいう。アメリカ合衆国における著作権法であるU.S. Code, Title 17を改正する法律である。
1996年に世界知的所有権機関 (WIPO) で締結されたWIPO著作権条約の水準をアメリカ法において満たすために作られた法律であるが、著作権保護技術を解除する技術的手段などを公表することも禁じるなど、従来の著作権法に比べ強力な条項を含んでいる。これにより、DVDの著作権保護技術を無効化するプログラムであるDeCSSをアメリカ国内で頒布することは違法となったが、開発者であるノルウェー人ヨン・レック・ヨハンセンはノルウェー当局から告訴されたものの、無罪との判決が下されており、国際的に著作権をめぐる判断が分かれている。
このノルウェーでの無罪判決を受けて、アメリカは各国にデジタルミレニアム著作権法スタイルの著作権法を導入するよう外交活動を行っており、いくつかの国では導入へ向けて動いている。EUにおいて2001年に成立したEU Copyright Directiveは類似する規定を含む。