「福士幸次郎」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
←新しいページ: ''''福士幸次郎'''(ふくし こうじろう、1889年11月5日‐1946年10月11日)は、詩人。 青森県弘前市生まれ。国民英学会卒業...' |
編集の要約なし |
||
1行目: | 1行目: | ||
'''福士幸次郎'''(ふくし |
'''福士幸次郎'''(ふくし こうじろう、1889年11月5日 - 1946年10月11日)は、日本の詩人。 |
||
青森県弘前市生まれ。国民英学会卒業。1909年処女作を発表し、14年第一詩集『太陽の子』を上梓、口語自由詩の先駆となる。のち評論で『日本音数律論』(1930)、民俗学の『原日本考』(1942)などを著した。[[佐藤紅緑]]と親しく、[[サトウ・ハチロー]]の後見人だった。[[木々高太郎]]は弟子である。また[[ユゴー]]などの翻訳もおこなった。 |
青森県弘前市生まれ。国民英学会卒業。1909年処女作を発表し、14年第一詩集『太陽の子』を上梓、口語自由詩の先駆となる。のち評論で『日本音数律論』(1930)、民俗学の『原日本考』(1942)などを著した。[[佐藤紅緑]]と親しく、[[サトウ・ハチロー]]の後見人だった。[[木々高太郎]]は弟子である。また[[ユゴー]]などの翻訳もおこなった。 |
||
20行目: | 20行目: | ||
*福士幸次郎 詩業と生涯 清藤碌郎 北の街社 1989.9 |
*福士幸次郎 詩業と生涯 清藤碌郎 北の街社 1989.9 |
||
[[Category:詩人]] |
[[Category:日本の詩人|ふくし こうしろう]] |
2010年4月22日 (木) 01:25時点における版
福士幸次郎(ふくし こうじろう、1889年11月5日 - 1946年10月11日)は、日本の詩人。
青森県弘前市生まれ。国民英学会卒業。1909年処女作を発表し、14年第一詩集『太陽の子』を上梓、口語自由詩の先駆となる。のち評論で『日本音数律論』(1930)、民俗学の『原日本考』(1942)などを著した。佐藤紅緑と親しく、サトウ・ハチローの後見人だった。木々高太郎は弟子である。またユゴーなどの翻訳もおこなった。
著書
- 太陽の子 詩集 洛陽堂 1914
- 展望 詩集 新潮社 1920
- 詩の話 玉川学園出版部 1930
- 郷土と観念 育生社弘道閣 1942
- 原日本考 三宝書院 1942-43
- 福士幸次郎著作集 小山内時雄編 津軽書房 1967
翻訳
- トルストイ叢書第2 イワンイリイッチの死・主人と下男・高架索の捕虜 新潮社 1916
- ボナール賞讃 レオン・ウエルト 世界現代作家選 日本美術学院 1922
- 世紀の伝説 長詩 ユーゴー 冬夏社 1922
- 城主 戯曲 ユーゴー 冬夏社 1922
参考図書
- 福士幸次郎 詩業と生涯 清藤碌郎 北の街社 1989.9