「李龍大」の版間の差分
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(相違点なし)
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2010年4月3日 (土) 09:00時点における版
獲得メダル | ||
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男子 バドミントン | ||
韓国 | ||
オリンピック | ||
金 | 2008 北京 | 混合ダブルス |
イ・ヨンデ(李龍大 Lee Yong Dae、1988年9月11日 - )は、大韓民国のバドミントン選手。身長180cm、体重73kg。右利き。
概要
小学2年生の1996年に担任の先生の勧めでバドミントンを始め、小学5年生の時に全国大会で5冠を達成。中学3年生の時点で早くも国家代表チームに選出される。高校3年生時に世界ジュニア選手権で男子ダブルス・混合ダブルス・団体戦の3冠を達成し、世界的に注目を浴びる。その後、ドイツオープンでスーパーシリーズ初優勝を飾り、バルセロナ五輪金メダリストで韓国では“ダブルスの神様”と呼ばれる朴柱奉以来となる韓国史上2人目の高校生チャンピオンとなる。その後はドーハアジア大会3位、全英オープン優勝、スイスオープン優勝、世界選手権準優勝など次々と結果を残し、10台前半だった世界ランキング2位まで一気に上昇させ、北京五輪の男子ダブルス・混合ダブルスの代表に選ばれた。北京五輪では、男子ダブルスに優勝候補の一角として第3シードとして出場するが、格下のデンマークペアにストレート負けし、まさかの初戦敗退。逆に混合ダブルスでは、ノーシードながら順調に勝ち進み、見事に金メダルを獲得した。
プレイスタイル
ペアを組むチョン・ジェソン(鄭在成)とのダブルスでは主に前衛をつとめ、ネット前でのラケットワークと読みは“天才的”とまで賞される。打球に緩急をつけて相手のタイミングを外したり、長身を生かして相手の打球を前でカットし、ペアの強打に繋げるなど、柔軟性に富んだプレイをする。またコートを広く使った配球など司令塔的な役割を担っている。
エピソード
- 若くして様々な大会で結果を残していることから、母国の英雄である“朴柱奉の再来”、“韓国バドミントン界の未来”とまで言われ、将来を嘱望されている。
- 日本で刊行されている月刊バドミントンマガジンにて、日本の若手ホープである田児賢一と対談を行い、日韓の将来のエース同士の対談ということで注目された。
- 北京五輪の混合ダブルス決勝でチャンピオンシップポイントを決めて金メダルが決まった瞬間、カメラに向かってウインクしたことから、韓国では「ウインク王子」と呼ばれている。試合後の記者会見で記者に「あのウインクは誰に送ったのか?」と聞かれ、「あのウインクは母親に送った」と語った。
- 北京五輪での金メダル獲得後、韓国内での人気が急上昇し、端正な顔立ちと幼さが残る容姿から「国民の弟」と呼ばれ人気を博している。