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2009年11月10日 (火) 03:10時点における版

当時の京城府民館

京城府民館경성부민관、けいじょうふみんかん)とは、日本統治時代の朝鮮京城府によって運営された府立の多目的ホールである。太平通1丁目(現・太平路1街)にあった。

概要

  • 鉄筋コンクリート造3階建、延面積5676m²、高さ45m
  • 大ホール(定員1800人)、中講堂、小講堂、小教室、和室、食堂、理髪室が完備

沿革

ソウル特別市議会会館(旧京城府民館)

1935年(昭和10年)に建設された。設計者は東京市震災記念堂(現東京都慰霊堂)の設計にも関与した萩原孝一であり、当時としてはモダンな建築物であった。終戦直前の1945年(昭和20年)7月24日に爆弾テロ事件(京城府民館事件)が起きたことでも知られている。

戦後、大韓民国政府に接収されて、一時期韓国国会国会議事堂庁舎となり、現在はソウル特別市市議会庁舎として使用されている。

参考文献

  • 鄭雲鉉『ソウルに刻まれた日本 69年の事跡を歩く』桐書房、1999年

関連項目