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'''高清水城'''（たかしみずじょう）は、[[宮城県]][[栗原市]]（旧・[[高清水町]]）にあった[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]、[[安土桃山時代]]、[[江戸時代]]の城。 |
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高清水城はもともと[[戦国大名]]・[[葛西氏]]の城であったが、葛西領を準領土としていた[[伊達政宗]]が[[豊臣秀吉]]に服属すると、秀吉は[[奥州仕置]]によって葛西氏、[[大崎氏]]らを滅亡させ、旧葛西領、旧大崎領を家臣・[[木村吉清]]に与えた。同時に、政宗は秀吉から、先祖ゆかりの[[伊達郡]]や征服した[[会津地方]]を没収された。 |
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これを不満とする政宗は、葛西旧臣・大崎旧臣を扇動して「[[葛西大崎一揆]]」を起こす。このとき、高清水城は[[一揆]]軍に攻略された。ところが、秀吉に政宗の一揆扇動が発覚し、政宗は秀吉から一揆鎮圧を命じられる。結局政宗は自ら「葛西大崎一揆」を鎮圧し、高清水城も奪還する。 |
これを不満とする政宗は、葛西旧臣・大崎旧臣を扇動して「[[葛西大崎一揆]]」を起こす。このとき、高清水城は[[一揆]]軍に攻略された。ところが、秀吉に政宗の一揆扇動が発覚し、政宗は秀吉から一揆鎮圧を命じられる。結局政宗は自ら「葛西大崎一揆」を鎮圧し、高清水城も奪還する。 |
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2008年12月20日 (土) 13:50時点における版
高清水城（たかしみずじょう）は、宮城県栗原市（旧・高清水町）にあった戦国時代、安土桃山時代、江戸時代の城。
高清水城はもともと戦国大名・葛西氏の城であったが、葛西領を準領土としていた伊達政宗が豊臣秀吉に服属すると、秀吉は奥州仕置によって葛西氏、大崎氏らを滅亡させ、旧葛西領、旧大崎領を家臣・木村吉清に与えた。同時に、政宗は秀吉から、先祖ゆかりの伊達郡や征服した会津地方を没収された。
これを不満とする政宗は、葛西旧臣・大崎旧臣を扇動して「葛西大崎一揆」を起こす。このとき、高清水城は一揆軍に攻略された。ところが、秀吉に政宗の一揆扇動が発覚し、政宗は秀吉から一揆鎮圧を命じられる。結局政宗は自ら「葛西大崎一揆」を鎮圧し、高清水城も奪還する。
戦後、政宗は秀吉から旧葛西領、旧大崎領を与えられ、その代わりに伊達領を没収された。1606年、政宗は高清水城に庶子、亘理宗根を入れ、「高清水亘理家」の祖とした。のち、宗根は居城を佐沼城に移し、「佐沼亘理家」の祖となった。