「ファビアヌス (ローマ教皇)」の版間の差分
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2008年11月27日 (木) 18:33時点における版
ファビアヌス(Papa Fabianus,?-250年1月20日)はローマ教皇(在位236年1月-250年1月20日)。
歴史家エウセビオスは著書「教会史」6巻においてファビアヌスが教皇に選ばれた次第について次のような話を伝えている。次の教皇候補者を選ぶために集まったローマのキリスト教徒たちは、ファビアヌスの頭上に鳩のような霊が下って照らすのを見た。このしるしによって新参者であったファビアヌスが他の候補者たちをさしおいて司教に叙階され、教皇に選ばれた。
彼は皇帝フィリップス・アラブスとその息子に洗礼をさずけたとか、カタコンベ内の施設の拡充をはかったとか、ローマの教会組織を整備したとか、殉教者の事跡を調査するポストを創設したなどの話が伝えられている。教皇はデキウス帝の迫害時、250年1月20日に殉教したといわれる。
ファビアヌスについて伝えられていることは史実として証明できることは少ないが、初期キリスト教において彼が大きな働きをしたということは認めざるをえない。カルタゴの司教キプリアヌスはファビアヌスを高く評価しており、オリゲネスともつながりがあったようである。
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