「アレックス・カッツ」の版間の差分
Captain Goggles (会話 | 投稿記録) m →経歴と作品 |
m →経歴と作品 |
||
10行目: | 10行目: | ||
ファイドン・プレス([[:en:Phaidon Press|Phaidon Press]])は[[2005年]]にCarter Ratcliff、[[:en:Robert Storr|Robert Storr]]、[[:en:Iwona Blazwick|Iwona Blazwick]]共著の図解概説書『Alex Katz』を出版した。 |
ファイドン・プレス([[:en:Phaidon Press|Phaidon Press]])は[[2005年]]にCarter Ratcliff、[[:en:Robert Storr|Robert Storr]]、[[:en:Iwona Blazwick|Iwona Blazwick]]共著の図解概説書『Alex Katz』を出版した。 |
||
カッツの美術 |
ここ10年カッツの美術は広く世界に受け入れられ、現在多くの若い世代の芸術家に影響を与えている。[[2007年]]、カッツはニューヨーク州美術館([[:en:New York State Museum|New York State Museum]])で個展を開いた。 |
||
80歳になったカッツは小さな美術 |
80歳になったカッツは小さな美術界での最小限の名声から飛び出し、主要なアメリカ合衆国の画家と見られるようになった。カッツは仲間の美術家たちからより尊敬を受け、若い発展途上の美術家たちはカッツを偶像視している<ref>Ted Loos (June 14, 2007), [http://www.artinfo.com/news/story/25234/cool-katz/ Cool Katz], ARTINFO. Retrieved on 16 April 2008</ref>。 |
||
[[2007年]]、カッツの作品展が[[シカゴ]]のリチャード・グレイ・ギャラリー、ニューヨークのロバート・ミラー・ギャラリーとペース・ウイルデンスタイン(ギャラリー)で催された。 |
[[2007年]]、カッツの作品展が[[シカゴ]]のリチャード・グレイ・ギャラリー、ニューヨークのロバート・ミラー・ギャラリーとペース・ウイルデンスタイン(ギャラリー)で催された。 |
2008年9月6日 (土) 21:07時点における版
アレックス・カッツ(Alex Katz, 1927年7月24日 - )は、アメリカ合衆国のポップアート運動に参加した美術家(フィギュラル・アーティスト)。とくに絵、彫刻、版画が有名である。
経歴と作品
アレックス・カッツは、ニューヨークのブルックリン区で生まれた。1928年、家族でクイーンズ区のセント・オールバンス(St. Albans)に引っ越した。1946年から1949年にかけてニューヨークのクーパー・ユニオン(Cooper Union)で、1949年から1950年にかけてメイン州スカウヒーガン(Skowhegan)のスカウヒーガン絵画彫刻学校(Skowhegan School of Painting and Sculpture)に学んだ。1954年、カッツの最初の個展(絵画展)がニューヨークのロコ・ギャラリーで催された。1974年、ホイットニー美術館は「Alex Katz Prints」展を、さらに1986年にはアレックス・カッツ回顧展が巡回された。
画家としての最初の10年間、カッツは1000枚の絵を破棄したことを認めた。1950年代以降、カッツは美術家として成長し、自身が「考えられる以上に不変の」絵を描くことを試みるという意味で、より自由な作品を創作することを試みた。カッツの作品はシンプルに見えるが、カッツによれば、それらはより縮小されていて、自分の個性に合っているということである[1]。
1994年、クーパー・ユニオン美術学校は、カッツに寄贈された10点の絵画を売却したことでもたらされた基金とともに「Alex Katz Visiting Chair in Painting」を作った。
ファイドン・プレス(Phaidon Press)は2005年にCarter Ratcliff、Robert Storr、Iwona Blazwick共著の図解概説書『Alex Katz』を出版した。
ここ10年カッツの美術は広く世界に受け入れられ、現在多くの若い世代の芸術家に影響を与えている。2007年、カッツはニューヨーク州美術館(New York State Museum)で個展を開いた。
80歳になったカッツは小さな美術界での最小限の名声から飛び出し、主要なアメリカ合衆国の画家と見られるようになった。カッツは仲間の美術家たちからより尊敬を受け、若い発展途上の美術家たちはカッツを偶像視している[2]。
2007年、カッツの作品展がシカゴのリチャード・グレイ・ギャラリー、ニューヨークのロバート・ミラー・ギャラリーとペース・ウイルデンスタイン(ギャラリー)で催された。
1954年以降、メイン州リンカンヴィル(Lincolnville, Maine)のサマーレジデンスで、カッツは地元のコルビー大学(Colby College)との関係を深めている。コルビー大学は1984年にカッツに名誉博士号を授与した。1996年10月、コルビー大学美術館は、カッツが寄贈した400点以上の油絵、コラージュ、版画をおさめた新棟をオープンさせた[3]。
カッツの作品は、テート・モダン[4]、ニューヨーク近代美術館[5]も所蔵している。
脚注
- ^ Robert Ayers (January 18, 2006), National Alex Katz, ARTINFO. Retrieved on 16 April 2008
- ^ Ted Loos (June 14, 2007), Cool Katz, ARTINFO. Retrieved on 16 April 2008
- ^ colby.edu, accessed September 21, 2007.
- ^ tate.org.uk, accessed September 21, 2007.
- ^ moma.org, accessed September 21, 2007