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[[ゴム]]を原料としたスポンジも存在する。ゴムに発泡剤、軟化剤などを練り込み[[加硫]]して作られる。ゴムの素材や発泡剤などの配合の組み合わせで、硬さの調整幅が大きく変化させることが可能で、緩衝材やパッキン、防音材、断熱材など幅広い工業製品に利用されている。
[[ゴム]]を原料としたスポンジも存在する。ゴムに発泡剤、軟化剤などを練り込み[[加硫]]して作られる。ゴムの素材や発泡剤などの配合の組み合わせで、硬さの調整幅が大きく変化させることが可能で、緩衝材やパッキン、防音材、断熱材など幅広い工業製品に利用されている。


==食品==
==食
食品としてのスポンジについては[[スポンジケーキ]]を参照。

==慣用句==
'''頭がスポンジ'''
* 頭が混乱して何も考えられないさま。近年では[[死語]]扱いされている。

[[Category:物質|すほんし]]
[[Category:清掃用具|すほんし]]

[[de:Badeschwamm]]
[[en:Sponge (tool)]]
[[eo:Spongo (ilo)]]
[[fr:Éponge (objet)]]
[[ko:스펀지]]
[[lt:Kempinė]]
[[nl:Spons (huishouden)]]
[[nl:Spons (huishouden)]]
[[pl:Gąbka]]
[[pl:Gąbka]]

2008年6月10日 (火) 03:35時点における版

ウレタンスポンジ
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スポンジ (sponge) は、本来は水生生物の海綿、特に加工して入浴用などに用いられるモクヨクカイメンおよびその加工品のことであるが、後者を加工した製品を模した人工物をも指す。現在の日本社会では、この人工物の製品をもっぱら指すため、ここではこれについて詳述する。

内部に細かな孔が無数に開いた多孔質の柔らかい物質。液体にひたすと孔内の空気と置換される形で液体を吸い取り、また外部からの力で容易に放出する特性を有する。こうした性質を利用して化粧用、浴用、医療用に、洗剤などを染みこませて洗浄などの用途に使用される。先述のように、こうした製品は、もともと生物のカイメン(海綿)を加工して製造していたが、現在はほとんどのものがポリウレタン等のプラスチックを発泡成形して作られている。製品としては、前者を「天然スポンジ」、後者を「合成スポンジ」と呼び分ける。

メラミンスポンジ (研磨スポンジ)

メラミン樹脂を原料としたスポンジ。少量の水を含ませて擦ると、消しゴムのように表面を摩耗しながら汚れを落とすことができる。このため使うたびに小さくなっていく。茶渋水垢等に有効。

ゴムスポンジ

ゴムを原料としたスポンジも存在する。ゴムに発泡剤、軟化剤などを練り込み加硫して作られる。ゴムの素材や発泡剤などの配合の組み合わせで、硬さの調整幅が大きく変化させることが可能で、緩衝材やパッキン、防音材、断熱材など幅広い工業製品に利用されている。

==食