「銑鉄」の版間の差分

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2008年5月23日 (金) 21:43時点における版

銑鉄(せんてつ、pig iron)とは高炉電気炉などで鉄鉱石還元して取り出したのこと。昔は銑(ずく)と呼ばれた。純鉄の融点よりも低い融点の鉄-炭素系状態図の共晶点(炭素4.25%)で鉄を取り出すため、炭素含有量が高い。銑鉄は硬いが、衝撃を与えると割れやすいので、構造用材料には使われない。融解した銑鉄を急冷すると、主成分がセメンタイトである白銑鉄となる。

製鉄所では銑鉄を転炉に入れてを生産する。比重は約7.0。