「対砲兵レーダー」の版間の差分

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'''対砲兵レーダー'''は、飛翔する[[砲弾]]の[[弾道]]を捉えるための[[レーダー]]装置。
'''対砲兵レーダー'''は、飛翔する[[砲弾]]の[[弾道]]を捉えるための[[レーダー]]装置。


レーダー装置で弾道を解析することにより、砲弾の発射地点を特定し、素早い反撃が可能となる。[[大砲|砲]]の側からみれば、定点に長時間留まって砲撃を行うことは敵の反撃を受ける危険が大きいため、数発の発射ごとに場所を移動する必要がある。
レーダー装置で弾道を解析することにより、砲弾の発射地点を特定し、素早い反撃が可能となる。[[大砲|砲]]の側からみれば、定点に長時間留まって砲撃を行うことは敵の反撃を受ける危険が大きいため、数発の発射ごとに場所を移動する必要がある。このため、牽引式の榴弾砲よりも素早く砲撃地点の移動と砲撃準備を行える[[自走砲|自走榴弾砲]]の野戦における重要性が大きく高まった

==関連項目==
==関連項目==
*[[砲兵]]
*[[砲兵]]

2008年1月6日 (日) 13:59時点における版

対砲兵レーダーは、飛翔する砲弾弾道を捉えるためのレーダー装置。

レーダー装置で弾道を解析することにより、砲弾の発射地点を特定し、素早い反撃が可能となる。の側からみれば、定点に長時間留まって砲撃を行うことは敵の反撃を受ける危険が大きいため、数発の発射ごとに場所を移動する必要がある。このため、牽引式の榴弾砲よりも素早く砲撃地点の移動と砲撃準備を行える自走榴弾砲の野戦における重要性が大きく高まった。

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