「価数」の版間の差分

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[[遷移金属]]は多様な酸化状態を取ることができるため、この値は重要である。
[[遷移金属]]は多様な酸化状態を取ることができるため、この値は重要である。


酸塩基反応においては、1molの酸が放出する水素イオンの数(陽子数)を酸の価数、1molの塩基が受け取る水素イオン(陽子数)の数を塩基の価数とする。
==酸塩基反応における価数==
酸塩基反応においては、1molの酸が放出する水素イオンの数(陽子数)を酸の価数、1molの塩基が受け取る水素イオンの数(陽子数)を塩基の価数とする。

==酸化還元反応における価数==
酸化還元反応においては、1molの還元剤が放出する電子数を還元剤の価数、1molの酸化剤の受け取る電子数を酸化剤の価数とする。
酸化還元反応においては、1molの還元剤が放出する電子数を還元剤の価数、1molの酸化剤の受け取る電子数を酸化剤の価数とする。

2005年1月30日 (日) 13:15時点における版

価数(かすう)とは、金属原子あるいはイオン酸化状態を知るための目安の値。
遷移金属は多様な酸化状態を取ることができるため、この値は重要である。

酸塩基反応における価数

酸塩基反応においては、1molの酸が放出する水素イオンの数(陽子数)を酸の価数、1molの塩基が受け取る水素イオンの数(陽子数)を塩基の価数とする。

酸化還元反応における価数

酸化還元反応においては、1molの還元剤が放出する電子数を還元剤の価数、1molの酸化剤の受け取る電子数を酸化剤の価数とする。