「スノッブ」の版間の差分

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2007年4月30日 (月) 12:25時点における版

スノッブ(snob)は一般に俗物、またスノビズム(snobbism)は俗物根性と訳される。

多くの場合、次のような意味で使われる。知識・教養をひけらかす見栄っ張りの気取り屋。また、上位の者に取り入り、下の者を見下す態度を取る嫌味な人物。

元々イギリスの学生の間で使われていた隠語であった。語源には諸説あるが、ラテン語のsine nobilitate(貴族でない者=平民)が短縮されたとも言われる。サッカレーが "The Book of Snobs" (注)を著したことから流行語になり、広く知られるようになった。1866年にはフランスの隠語辞典にも収録されたという。

(注)1848年刊行。邦訳は「いぎりす俗物誌」『世界文学大系』(筑摩書房、1961年)所収。

マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』には、社交界サロンに集まる人々の俗物ぶりが辛辣に描かれている。