「セロビオース」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
SieBot (会話 | 投稿記録)
m robot Modifying: de:Zellobiose
15行目: 15行目:
[[category:糖類|せろひおす]]
[[category:糖類|せろひおす]]


[[es:Celobiosa]]
[[de:Zellobiose]]
[[de:Cellobiose]]
[[en:Cellobiose]]
[[en:Cellobiose]]
[[es:Celobiosa]]
[[fr:Cellobiose]]
[[fr:Cellobiose]]
[[it:Cellobiosio]]
[[it:Cellobiosio]]

2007年4月25日 (水) 03:02時点における版

セロビオースの構造式

セロビオース(D-Cellobiose)は、グルコース2分子がβ1、4結合でつながった二糖で、化学式はC12H22O11セルロースセルラーゼで分解すると生じる。CAS登録番号は528-50-7。

に溶けにくい結晶性粉末で、わずかに甘みを呈する。オリゴ糖の一種であり、整腸作用を有する。

従来の、セルロースを分解する方法ではコストがかさんでいたが、最近ではスクロースから合成する方法が開発されている[1]

アミロースの合成

2005年3月17日江崎グリコはセロビオースに5種類の酵素を作用させることによりアミロースを生産することに成功したと発表した[2]

セルビオース及び酵素の量産化技術がまだ確立しておらず、アミロースの生産効率も35%とまだ低いなど課題は多い[3]が、実用化できれば将来の食料危機解消の切り札となる可能性がある。