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春日川 (高松市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
春日川
水系 二級水系 新川
延長 15.1 km
流域面積 62.9 km2
水源 高松市西植田町
河口・合流先 瀬戸内海(香川県)
流域 香川県
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春日川(かすががわ)は、香川県高松市を流れる新川水系の河川。

概要

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高松市西植田町に源を発し、高松低地東部を新川と並行して北流し、屋島西町の河口近くで新川に合流する。指定延長15.1km、流域面積62.9km2。新川はかつて東山崎町付近で当河川に合流していたが、古墳時代に治水のため当河川から分離されたといわれている[1]

六条町で合流する支流の古川は、浅野新池、三郎池の余水を水源としている。上流部には四箇池(神内池、神内上池、松尾池、城池、公渕池、坂瀬池の総称)があり、約1200haの水田を潤すだけでなく、高松市水道事業の水源に一部転用されている[2]

典型的な香川県における河川の特徴として、平時は水量に乏しいものの、降雨時には急激に水かさが増す。そのため下流部周辺ではたびたび洪水に見舞われており、特に2004年(平成16年)10月に上陸した台風23号は、本流の新川も含めて浸水家屋6666戸、浸水面積693haと周辺に甚大な被害を与えた[3]

下流木太町河川敷では毎年5月に、流れ灌頂の供養や植木・農具の販売を起源にもつ川市が開かれ、初夏の風物詩となっている[4]

主な支流

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  • 天満川
  • 中谷川
    • 神内川
  • 葛谷川
  • 朝倉川
    • 高様川
  • 古川(市内中部及び西部に2つある同名の河川は、それぞれ詰田川水系及び本津川水系であり全て別の河川である)
    • 小作川

主な橋梁

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参考文献

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  1. ^ 四国新聞社編集局 編『讃岐のため池』美巧社、1975年9月。ASIN B000J9UVCE 
  2. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典37 香川県』角川書店、1985年9月、214頁頁。ISBN 978-4-04-001370-1 
  3. ^ 新川水系河川整備基本方針” (PDF). 香川県 (2009年4月). 2012年12月8日閲覧。
  4. ^ 福岡茂樹. “春日川の川市(高松)”. 四国新聞. https://www.shikoku-np.co.jp/feature/nokoshitai/gyoji/4/ 2012年12月8日閲覧。