御神幸武器行列
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御神幸武器行列(ごしんこうぶきぎょうれつ)とは、岡山県新見市新見で毎年10月15日に行われる船川八幡宮秋季大祭で行われる行事[1]。「土下座まつり」と呼ばれることもある。
概要
[編集]- 日時:毎年10月15日
- 午後1時30分行列出発
- 主催:御神幸武器行列保存会
- 行列の経路[2]:
- 往路:鳥居前→八幡通り→下町→中町→本町→戎町→新町→明治町→御旅所
- 復路:御旅所→お茶屋町→明治町→新町→袋町(現有楽町)→戎町→本町→松原通り→本丁→風木→中之町→還御
- 1974年(昭和49年)9月9日:新見市指定重要無形民俗文化財 指定[1]
構成
[編集]御神幸武器行列は3部で構成されている
武器行列
[編集]- 御神幸(神輿)の先達として武器行列がおこなわれる。
- 行列52名、郷士監察12名、総員64名で構成される。郷士の子孫が代々つとめる。
- 武器行列順序[3]
- 御先払い(おんさきばらい)4名 横2列縦2列
- 「下ーん下ーん」と下知の声をする。
- 御旗持夫(おんはたもちふ)4名 横2列縦2列
- 御旗宰領(おんはたさいりょう)2名横2列
- 御白熊(おんはぐま)4名 横2列縦2列
- 御具足宰領(おんぐそくさいりょう) 2名 横2列
- 御具足夫持夫(おんぐそくもちふ)2名 縦2列
- 御長刀宰領(おんなぎなたさいりょう)2名 横2列
- 御長刀(おんなぎなた)1名
- 御馬印(おんうまじるし)1名
- 御馬宰領(おんうまさいりょう)2名
- 御馬(おんうま)馬1頭
- 御馬口付(おんうまくちつき)2名
- 御靴篭(おんくつかご)1名
- 御鉄砲小頭(おんてっぽうこがしら)1名
- 御鉄砲(おんてっぽう)5名 縦5列
- 御恕俵(おんやづつ)1名
- 御弓小頭(おんゆみこがしら)1名
- 御弓(おんゆみ)5名 縦5列
- 御長柄小頭(おんながえこがしら)1名
- 御長柄(おんながえ)5名 縦5列
- 御対道具(おついどうぐ)4名 横2列縦2列
- 御輿宰領(おんこしさいりょう)2名 横2列
- 郷士監察(ごうしかんさつ)が行列の左右に6名ずつ並ぶ
御神幸
[編集]武器行列の後、神輿が担がれる
余興(子供大名行列他)
[編集]余興として現在は、子ども神輿、子ども大名行列、新見公立大学の学生によるお囃子の行列がおこなわれる
アクセス
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『新見市の文化財』新見市教育委員会、2002年3月。
- 『新見市史』新見市、1991年3月。
- 『伝統300年御神幸武器行列 新見大名行列』新見大名行列保存会、1997年。