建州八音
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『建州八音』(閩北語ローマ字:Gṳ̿ing-ciú Băi Éing)、正式名称『建州八音字義便覧』(Gṳ̿ing-ciú Băi Éing Cī-ngī Bīng-lǎng)は、清朝末期の福建省の閩北語のうち、建甌語の音韻書である。 1795年(乾隆帝60年)、福清市の人、林端材が福州語の音韻書『戚林八音』にならって編纂した。
全ての文字の発音を「字母」(韻母)、「音韻」(声母)、「音」(声調)の三つの部分で構成し、それぞれが36の「字母」(韻母)を基幹として、これに15の「音韻」(声母)を加え、8つの「音」(声調)を付けて字を成す、としている。歴史上、建甌語の音韻に関する初の書籍である。写本の形で今日に伝えられている。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 林端材『建州八音字義便覧』1795年