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岩津発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岩津発電所
2005年撮影
正式名称 岩津水力発電所
日本の旗 日本
所在地 愛知県岡崎市日影町字大日影
座標 北緯35度02分19.0秒 東経137度14分14.2秒 / 北緯35.038611度 東経137.237278度 / 35.038611; 137.237278 (岩津発電所)座標: 北緯35度02分19.0秒 東経137度14分14.2秒 / 北緯35.038611度 東経137.237278度 / 35.038611; 137.237278 (岩津発電所)
現況 運転中
運転開始 1897年 (1897)
事業主体 中部電力
発電量
最大出力 140 kw
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岩津発電所(いわづはつでんしょ)は、愛知県岡崎市日影町にある中部電力水力発電所である。

杉浦銀蔵らの手によって岡崎電灯の発電所として、1897年(明治30年)に造られた。当時の発電能力は50キロワットで、送電距離16kmは日本の長距離送電の先駆であった[1]。 その後、1926年(大正15年)に落雷によって焼失したものの、1927年(昭和2年)に再建された。中部電力現役最古かつ最小の発電所である。この発電所の建設により、岡崎の街に電力が供給され、地域の近代化、発展に貢献した。

2008年(平成20年)の水車発電機取替により、発電能力がそれ以前より10kW増加し140kWとなった。

利用河川
矢作川水系郡界川
発電能力
140キロワット
有効落差
51.73メートル
使用水量
毎秒0.37立方メートル
導水路長
1355メートル
圧力鉄管長
94.34メートル

参考文献

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  • 鈴木邦則「岩津発電所」『そう:叢:東三河&西遠・西三河・南信応援誌』第55号、春夏秋冬叢書、2017年、22-26頁、NCID AA12157978 

脚注

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外部リンク

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