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小眼球症

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小眼球症(しょうがんきゅうしょう)とは、眼球の先天的な疾患の一つ。生まれつき眼球の大きさが小さい病気で、発生頻度は約10,000人に1人といわれている[1]。症状は、強度の屈折異常(遠視乱視)から、重度な例では先天的な全盲となる場合もある。

染色体の欠損が原因のケースや、感染症、アルコール等の環境要因が一因である可能性が指摘されているが、原因がはっきりしない例も少なくなく、いまだ十分には解明されていない。

片目だけで起こることもあり、両目とも起こることもある。程度がひどい場合には無眼球症(眼球がない疾患)となり、この場合は外見上の理由から義眼を装着するのが普通である。

脚注

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