小眼球症
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小眼球症(しょうがんきゅうしょう)とは、眼球の先天的な疾患の一つ。生まれつき眼球の大きさが小さい病気で、発生頻度は約10,000人に1人といわれている[1]。症状は、強度の屈折異常(遠視、乱視)から、重度な例では先天的な全盲となる場合もある。
染色体の欠損が原因のケースや、感染症、アルコール等の環境要因が一因である可能性が指摘されているが、原因がはっきりしない例も少なくなく、いまだ十分には解明されていない。
片目だけで起こることもあり、両目とも起こることもある。程度がひどい場合には無眼球症(眼球がない疾患)となり、この場合は外見上の理由から義眼を装着するのが普通である。
脚注
[編集]- ^ “日本小児眼科学会 | 子どもの眼の疾患に関する医療と学問の発展を目的とする日本小児眼科学会”. www.japo-web.jp. 2022年2月12日閲覧。