台風第1号
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台風第1号(たいふうだい1ごう)もしくは 台風1号(たいふう1ごう)は、その年の1番目 (最初) に発生した台風の名称。
発生時期
[編集]台風1号の発生月は様々で、1月に発生する事もあれば、7月にまで遅れた例もある。統計史上最も早い日時に発生した台風1号は2019年の1号(1月1日に発生)、最も遅い日時に発生した1号は1998年の1号(7月9日に発生)となっている。
過去の主な台風1号
[編集]- 昭和48年台風第1号 - 1973年7月2日に発生した台風。英語名は「Wilda(ウィルダ)」。この年は太平洋高気圧の軸が異常に南下し、台風の発生域が高気圧に覆われたため発生が遅れた。
- 平成10年台風第1号 - 1998年7月9日に発生した台風。英語名は「Nichole(ニコール)」。1951年以降ではもっとも遅い記録であり、また7月に入っての第1号の発生はこの年と1973年と2016年のみ。
- 平成18年台風第1号 - 2006年(平成18年)5月9日に発生した台風。アジア名は「Chanchu(チャンチー)」。
- 平成20年台風第1号 - 2008年(平成20年)4月15日に発生した台風。アジア名は「Neoguri(ノグリー)」。フィリピンと中国に大きな被害を出した。
- 平成23年台風第1号 - 2011年(平成23年)5月7日に発生した台風。アジア名は「Aere(アイレー)」。
- 平成28年台風第1号 - 2016年(平成28年)7月3日に発生した台風。アジア名は「Nepartak(ニパルタック)」。
統計史上、台風2号以降の番号の台風の多くは日本に上陸した事があるが、1号はまだない。1号は平年であれば春に発生するため、日本に接近しないことがほとんどである。