協奏曲第8番 (リース)

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協奏曲第8番 変イ長調 作品151(きょうそうきょくだい8ばん へんいちょうちょう さくひん151、ドイツ語: Gruß an den Rhein, Konzert Nr. 8 für Pianoforte und Orchester As-Dur op. 151)は、ドイツ出身の作曲家、フェルディナント・リースがイギリスから帰国して2年後の1826年頃に作曲した7番目のピアノとオーケストラのための協奏曲。

概要[編集]

「ラインへの挨拶」の名で知られ、リースの代表作の一つである。

ピアノ協奏曲の構造としてはベートーヴェンの形式を受け継いでいるが、ピアノのパートはショパンやシューマンに接近している。

楽器編成[編集]

ピアノソロ、フルート2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン2、トランペット2、ティンパニ、弦楽

楽曲構成[編集]

第1楽章 Allegro con moto

第2楽章 Larghetto con moto

第3楽章 Rondo: Allegro molto

演奏時間[編集]

約30分。

外部リンク[編集]