人造人間カティサーク
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『人造人間カティサーク』(じんぞうにんげんカティサーク)は、緒方ていによる日本の漫画作品。『月刊コミックラッシュ』(ジャイブ)にて連載された。前作の『キメラ』とは異なった角度から戦時下における恋模様を描いている。
あらすじ
[編集]毎週月曜日PM7:00に襲来する謎の巨大人造人間達(ブラックマンデー)に立ち向かう少女がいた。いかなる兵器による攻撃も受け付けないブラックマンデーに対し、人造人間であるカティサークは人類にとっての唯一にして最大の切り札である。カティサークは苦戦しつつも進撃を食い止める。次々に送り込まれる強敵達、終わり無き戦いの行き着く先にあるのは勝利か、敗北か?
登場人物
[編集]- 峠鉄兵(とうげ てっぺい)
- 本作の主人公。物語開始時14歳。飛び級で高校に通っている。カティサークを作った天才科学者の息子であり、プログラムを担当する。
- カティサーク
- 少女の姿をした、戦闘用人造人間。人間の言葉は理解できるが機械語しか発声できず、会話する事が出来ない。感情と意思を持つ。
- メグ=A=トウゲ
- 鉄兵の義理の姉。カティサークのメカニック及び作戦を担当する。表向きではクレープ屋を営んでいる。
- 風巻ひびき
- 鉄兵の同級生で、飛び級で高校に通う少女。開発・出撃ともにこなす都市防衛を行う企業「風巻コネクション」当主。カティサークに対抗心を燃やしつつも共に都市を守るためブラックマンデーと闘う。
- ブラックマンデー
- 毎週月曜日の午後7時に襲来する人類の敵。謎に包まれた存在。
- カティサークツヴァイ
- カティサークと同様の戦闘人造人間。カティサーク同様に感情と意思を持つ。
単行本
[編集]- 第1巻 2007年8月7日発売(初版発行8月13日) ISBN 9784861764219
- 第2巻 2008年5月7日発売(初版発行5月10日) ISBN 9784861765100
- 第3巻 2009年1月7日発売(初版発行1月15日) ISBN 9784861766015
- 第4巻 (完結) 2010年6月30日発売[1](初版発行7月8日) ISBN 9784861767234
脚注
[編集]- ^ 当初の発売予定は2009年10月7日だったが、11月7日→発売未定→2010年4月7日→発売未定と予告なく再三の延期を繰り返したあげく、ようやく6月30日の出版となった(コミックラッシュ公式ブログ)。このことについて緒方は「発端は小さなトラブルだったが、様々なボタンの掛け違えや他誌の執筆の忙しさに追われて手が回らず、連載終了から10ヶ月も遅れた発売となってしまった」と6月8日付けの署名とともに陳謝している(第4巻作者コメント)。