並木正三 (2代目)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2代目 並木正三(なみき しょうぞう〈なみき しょうざ〉、生年不詳 - 文化4年7月25日1807年8月28日〉)は、歌舞伎役者および歌舞伎作者。道頓堀芝居茶屋の子で、初代並木正三の妻の血縁者とされる[1]。幼名正吉、前名は浅尾正三[2]。浅尾為十郎門下の役者であったが[2]1788年天明2年)頃に歌舞伎作者となり、2世を名乗った[1]。『戯財録』の作者[1][3]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 岡本, 勝雲英, 末雄 編『近世文学研究事典』(新版)おうふう、2006年2月、438頁。ASIN 4273033844ISBN 4-273-03384-4NCID BA76019429OCLC 1176090971全国書誌番号:21078334 
  2. ^ a b "並木正三(2代)". 朝日日本歴史人物事典, デジタル版 日本人名大辞典+Plus. コトバンクより2021年5月18日閲覧
  3. ^ "並木正三(2世)". ブリタニカ国際大百科事典. コトバンクより2021年5月22日閲覧